し‐どう【紫銅】
青銅。唐金(からかね)。
しゃく‐どう【赤銅】
銅に金3〜4パーセント、銀約1パーセントを加えた銅合金。硫酸銅・酢酸銅などの水溶液中で煮沸すると、紫がかった黒色の美しい色彩を示すので、日本では古くから紫金(むらさきがね)・烏金(うきん)などと...
しゅ‐どう【朱銅】
銅器の表面に表した鮮明な朱色の斑文(はんもん)。幕末・明治初期の佐渡の鋳金(ちゅうきん)家、本間琢斎の創始。松炭で熱して研磨した銅器を胆礬(たんばん)酢に浸し、鉄漿(てっしょう)を塗って生じさせる。
しょうさん‐どう【硝酸銅】
酸化銅を硝酸に溶かして得られる深青色の結晶。三水和物または六水和物が普通。酸化剤として用いる。化学式Cu(NO3)2
しょく‐どう【贖銅】
古代の律における贖罪制度の一。実刑の代わりに銅を納めさせること。また、その銅。
ぞく‐どう【贖銅】
⇒しょくどう(贖銅)
しん‐どう【伸銅】
銅および銅合金を圧延したもの。また、そのように加工すること。
じゅうに‐どう【十二銅】
江戸時代、神仏への灯明代などとして、1年の月数にちなんで包んだ12文の賽銭(さいせん)。十二灯。
すいさんか‐どう【水酸化銅】
1 水酸化銅(Ⅰ)。水酸化第一銅。化学式CuOH 2 水酸化銅(Ⅱ)。銅(Ⅱ)塩の水溶液にアルカリを加えて得られる。淡青色の粉末。水に溶けず、アンモニア水には錯イオンとなって溶け深青色溶液になる...
せい‐どう【精銅】
転炉から出る粗銅を電解・精錬した銅。純度99.9パーセント以上のもの。