あら‐みさき【荒御鋒/荒御裂き】
1 軍の先頭に立つという勇猛な神。 2 男女の仲を裂くというやきもち焼きの女神。あらみかげ。あらみさきひめ。「—とは、人の中をさくる神を云ふ」〈能因歌枕〉
えい‐ほう【鋭鋒】
1 鋭い矛先。 2 言葉や文章による鋭い攻撃。「相手の—にたじろぐ」
きっ‐さき【切っ先/鋒】
《「きりさき」の音変化》 1 刃物の先端。刀のはさき。「胸元に—を突きつける」 2 とがらせた物の先端。 3 相手を責める言葉などの調子。「批判の—が鈍る」
き‐ほう【機鋒】
ほこ先。きっさき。また、鋭い勢い・攻撃。「—をかわす」
きゅう‐せんぽう【急先鋒】
先頭に立って勢いよく行動したり、主張したりすること。また、その人。「反対派の—に立つ」
ぐん‐ぽう【軍鋒】
1 軍の威勢。 2 軍の先鋒。先陣。
けん‐ぽう【剣鋒】
剣の切っ先。剣先。
さい‐ほう【才鋒】
ほこさきのように鋭い才気。
じ‐ほう【次鋒】
剣道や柔道などの5人制の団体戦で、2番目に戦う人。→先鋒 →中堅 →副将 →大将 [補説]戦う順番は自由なため、チーム内で最も強い者が先鋒や次鋒などを務めてもよい。
せん‐ぽう【先鋒】
1 戦闘の際、部隊の先頭に立って進むもの。さきて。「—隊」 2 運動・主張などの先頭に立つもの。「革新派の—となる」「急—」 3 剣道や柔道などの団体戦で、最初に戦う人。→次鋒 →中堅 →副将 →大将