すきだし‐ぼり【鋤き出し彫(り)】
彫金の技法の一。絵模様や文字が現れるように、輪郭に沿ってそれ以外の部分を鏨(たがね)で削ったもの。日本刀の鐔(つば)の細工に多くみられる。鋤き彫り。
すき‐なべ【鋤鍋】
すき焼き用の鍋。また、すき焼きや、同様の味付けで鶏肉や魚肉などを調理したもののこと。「鶏—」
すき‐ぼり【鋤き彫(り)】
⇒鋤き出し彫り
すき‐やき【鋤焼(き)】
牛肉を豆腐やネギなどと一緒にたれで煮焼きしながら食する鍋料理。関東では牛鍋(ぎゅうなべ)ともよばれた。名は、鋤を鍋の代用にしたからとも、肉をすき身にして焼くところからともいう。《季 冬》「—の香...
す・く【鋤く】
[動カ五(四)]《「透く」と同語源》 1 鋤(すき)・鍬(くわ)などで田畑の土を耕す。「田を—・く」 2 根こそぎにする。取り除く。「奸を—・きてこれを懲(こ)らし」〈染崎延房・近世紀聞〉 [可...