きたえ【鍛え】
きたえること。また、その程度。きたえ方。「—が足りない」
きたえ‐あ・げる【鍛え上げる】
[動ガ下一][文]きたへあ・ぐ[ガ下二]十分にきたえる。十分にきたえて仕上げる。「鉄を—・げる」「—・げた肉体」
きたえ‐なお・す【鍛え直す】
[動サ五(四)]悪くなったもの、弱くなったものなどを正して、元の通りにする。「正月でなまった体を—・す」「たるんだ精神を—・す」
きた・える【鍛える】
[動ア下一][文]きた・ふ[ハ下二]《古くは四段に活用》 1 高温で熱した金属を繰り返し打ったり水で冷やしたりして硬度・密度などを高め、良質のものにする。鍛錬する。「刀剣を—・える」 2 練習・...
たん【鍛】
[常用漢字] [音]タン(呉)(漢) [訓]きたえる 1 金属を打ちたたいて上質のものにする。「鍛工・鍛造・鍛鉄」 2 心身などをきたえて強くする。「鍛練」 [名のり]かじ [難読]鍛冶(かじ)
たん‐きん【鍛金】
金属を打ってきたえ、板や線・立体などの形状にのばして器物をつくること。また、その技法。打ち物。鎚金(ついきん)。鍛冶(かじ)。
たん‐こう【鍛工】
金属をきたえること。また、その職工。鍛冶(かじ)。
たん‐こう【鍛鋼】
鍛造用の鋼材。鋼塊を成形加工したもの。
たんこう‐ば【鍛工場】
金属を鍛造する作業場。
たんこう‐ろ【鍛工炉】
鍛工場の、鉄を熱するための炉。火力を強めるためのふいごの設備がある。