しち‐ざ【七座】
鎌倉・室町時代、各地に設けられた7種の座。絹座・炭座・米座・檜物座(ひものざ)・千朶積座(せんだづみざ)・相物座(あいものざ)・馬商座の七つ。一説に、魚・米・器・塩・刀・衣・薬の七つの専売店ともいう。
しちじょうおおみや‐ぶっしょ【七条大宮仏所】
定朝(じょうちょう)の子といわれる覚助(かくじょ)の次男、院助(いんじょ)を祖とする仏所。京都七条大宮にあった。平安後期に院派の仏師が活躍したが、鎌倉時代以後は七条仏所におされて衰えた。
しちじょう‐ぶっしょ【七条仏所】
定朝(じょうちょう)の子といわれる覚助(かくじょ)を祖とする仏所。京都七条にあった。鎌倉時代、運慶ら慶派の仏師が活躍、江戸時代に至るまで勢力をふるった。
しちり‐が‐はま【七里ヶ浜】
神奈川県鎌倉市西部の、稲村ヶ崎と腰越の小動ヶ崎(こゆるぎがさき)との間の海岸。
しっ‐けん【執権】
1 政治の実権を握ること。また、その人。 2 院政時代、院の庁の長官の称。 3 鎌倉幕府の職名。幕政を統轄した最高の職。第3代将軍源実朝のとき北条時政が就任し、以後、北条氏が世襲した。 4 室町...
しつ‐じ【執事】
1 貴族・富豪などの大家にあって、家事を監督する職。また、その人。 2 ㋐院の庁の長官。執事の別当。 ㋑内豎所(ないじゅどころ)や進物所で別当に次ぐ職。 ㋒摂関・親王家などの家司(けいし)の長官...
しつじ‐だい【執事代】
鎌倉・室町幕府の職名。政所(まんどころ)・問注所の執事に事故あるときその代理を務めた。
しつ‐らい【失例】
病気。不例。わずらい。「姑(しうとめ)御のお—御介抱の隙(ひま)なければ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
し‐と【史都】
歴史上の古跡の多い都市。「—鎌倉」
しば【斯波】
姓氏の一。
清和源氏。鎌倉中期、足利家氏が陸奥(むつ)斯波郡を領地としたのに始まる。嫡流は室町幕府の管領家となった。 [補説]「斯波」姓の人物斯波四郎(しばしろう)斯波園女(しばそのめ)斯波...