しれい‐ちょうかん【司令長官】
1 旧日本海軍で、天皇に直属して艦隊・鎮守府などの指揮・統率に当たった職。 2 司令官の指揮するいくつかの部隊を統合・指揮する職名。また、その職にある者。「連合艦隊—」
たが‐じょう【多賀城】
現在の宮城県多賀城市に築かれた古代の城柵。奈良時代に陸奥(むつ)国府・按察使(あぜち)・鎮守府が置かれ、東北経営の拠点であった。
宮城県中部の市。仙台市と塩竈(しおがま)市との間にあり、都市...
ちほう‐たい【地方隊】
海上自衛隊の部隊の一。地方総監部の下に護衛隊・掃海隊・ミサイル艇隊・基地隊・教育隊・警備隊・防備隊その他の直轄部隊からなり、警備・補給・整備などを行う。旧日本海軍の鎮守府に相当する。
ちんじゅふ‐しょうぐん【鎮守府将軍】
鎮守府1の長官。多くは陸奥守(むつのかみ)が兼任した。鎮守将軍。
ちんとう‐しょうぐん【鎮東将軍】
1 奈良時代、東国の蝦夷(えぞ)を征討するために派遣された軍隊の指揮官。 2 鎮守府将軍の唐名。
とお‐の‐みかど【遠の朝廷】
都から遠く離れた地方にある政庁。陸奥(むつ)の鎮守府や諸国の国衙(こくが)などをさす。万葉集では大宰府や官家(朝鮮半島南部に置いた官府)についてもこの名称を使っている。
はん‐そく【反側】
[名](スル) 1 寝返りを打つこと。→輾転(てんてん)反側 2 そむくこと。寝返ること。「今鎮守府将軍を置き、其—を安んず如何」〈公議所日誌・一七〉
よこすか【横須賀】
神奈川県南東部、三浦半島の中部を占める市。明治期に海軍鎮守府などが置かれ、第二次大戦まで軍港として発展。現在は米軍・自衛隊の基地。人口38.3万(2024)。