ほの‐あ・く【仄開く】
[動カ下二]ちょっと開ける。「片端—・けて見るに」〈増鏡・おどろの下〉
ほひろ‐か
[形動ナリ]はびこりひろがっているさま。ほしいままに振る舞うさま。「道鏡もいまだ—に参り仕うまつらざりしかば」〈水鏡〉
ほほ・む【含む】
[動マ四]花がつぼみのままでいる。ふふむ。〈新撰字鏡〉 [動マ下二]ふくむようにする。ふくめる。「ほととぎす鳴かぬ嘆きの杜(もり)に来ていとども声を—・めつるかな」〈散木集・二〉
ほ‐め・く【轟く】
[動カ四]とどろく。ざわざわ音をたてる。〈新撰字鏡〉
ホログラフィー‐でんしけんびきょう【ホログラフィー電子顕微鏡】
波面がそろった電子線によるホログラフィーを利用した電子顕微鏡。試料を透過した電子線と、電子源から直接放射された電子線による干渉縞を、フィルムやイメージセンサーに記録し、コンピューターで処理して試...
ほん‐いん【本院】
1 主となる院。分院に対していう。 2 この院。 3 上皇または法皇が同時に二人以上ある場合、その中の第一の人。新院・中院に対していう。一の院。「父の帝をば、今は—と申す」〈増鏡・おどろの下〉 ...
ほん‐ち【本地】
1 この土地。当地。 2 もとの土地。本国。「帰陣已後、—にて呼べるかたありつれど、これを受けず中国に蟄居したりけるが」〈色道大鏡・一五〉
ぼうえん‐きょう【望遠鏡】
遠くにある物体を拡大して見るため、レンズや反射鏡を組み合わせて筒にはめこんだ光学器械。屈折望遠鏡・反射望遠鏡などがある。
ぼうこう‐きょう【膀胱鏡】
尿道口から挿入し、膀胱内を観察する内視鏡。
ぼうこくれい‐じけん【防穀令事件】
1889年(明治22)、朝鮮咸鏡道で凶作を理由に出された穀類輸出禁止令に対し、日本の貿易商が大打撃を受けたとして、日本政府が賠償などを朝鮮に要求した事件。93年に朝鮮政府は賠償金を支払った。