むこう‐からもん【向こう唐門】
⇒向かい唐門
むじょう‐もん【無常門】
葬礼の時にだけ用いる門。江戸時代の大名屋敷には必ず設けた。
むな‐もん【棟門】
本柱を2本立てて棟を高く上げ、屋根を切妻造りにした平入りの門。寺院の塔頭(たっちゅう)や公家の邸宅などに用いた。むねもん。むねかど。
むね‐かど【棟門】
「むなもん」に同じ。「—のゆゑゆゑしきが見ゆれば」〈とはずがたり・四〉
むらさき‐えもん【紫衛門】
明治・大正のころ、女学生のこと。袴が紫色であったところから、中古の女流歌人赤染衛門の名をもじっていった。→海老茶式部(えびちゃしきぶ)
むらた‐はるかど【村田春門】
[1765〜1836]江戸後期の国学者・歌人。伊勢の生まれ。号、田鶴舎(たずのや)など。本居宣長(もとおりのりなが)の門人。幕臣小笠原家に仕えた後、大阪で古学・歌道を教え、晩年は水野忠邦の師とな...
ムリサ‐もん【ムリサ門】
《Bab Mrisa》モロッコ北部、首都ラバトに隣接する都市サレにある門。旧市街の南側に位置する。13世紀半ば、マリーン朝のアブー=ユーセフ=ヤーコブにより建造。
めい‐もん【名門】
由緒のある家柄。名家。また、有名な学校・団体など。「—校」
めつ‐もん【滅門】
「滅門日(めつもんにち)」の略。
もん【門】
[名] 1 建築物の外囲いに設けた出入り口。また、その構築物。かど。「—を閉ざす」 2 事物が必ず通る所。ある事のために通らなければならない過程。「合格への狭き—」「再審の—が開かれる」 3 ...