さいてい‐とりひき【裁定取引】
《arbitrage》有価証券・外国為替・商品などの取引で、場所的・時間的な値段や利率の差・開きを利用して鞘取(さやと)りを行うもの。
さいら
関西地方で、サンマ、または、サンマの開き。
さか‐づ・る【逆釣る】
[動ラ五(四)]怒ったりして、目尻が上がる。「忿怒(ふんぬ)の面火玉の如くし—・ったる目を一段視(み)開き」〈露伴・五重塔〉
さし‐さば【刺し鯖】
背開きの塩サバ2尾を重ね、頭のところで刺し連ねて一刺しにしたもの。江戸時代、盆の贈答などに用いた。
さし‐つま・る【差し詰まる】
[動ラ四] 1 困った状況におちいって窮する。窮迫する。「この詞(ことば)に兄弟—・ったる気を開き」〈浄・会稽山〉 2 その時期、その場に近づく。差し迫る。「それぞれの家業外(ほか)になりゆき、...
さ‐な・す【さ寝す】
[動サ四]《「なす」は「寝る」の尊敬語》おやすみになる。「娘子(をとめ)らが—・す板戸(いたと)を押し開き」〈万・八〇四〉
さ‐びらき【早開き】
早苗を植えはじめること。早苗開き。
さや【鞘】
1 刀剣類の刀身の部分を納めておく筒。刀室(とうしつ)。 2 筆や鉛筆などの先端を保護するためにかぶせる筒。キャップ。 3 堂・蔵・牢(ろう)などの外囲い。「—堂」 4 値段や利率の差・開き。売...
さや‐よせ【鞘寄せ】
相場の変動によって値段の開きが小さくなること。
さる‐つなぎ【猿繋ぎ】
1 中世・近世の建築物で、開き戸を開いたまま壁や柱などにつなぎ留めておく金具。あおり止め。 2 猿をつなぐように人を後ろ手に縛り、木などにつなぐこと。「締め付け、捻ぢ倒し、一人も洩らさず—」〈浄...