はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円盤状をなす。熱帯に産し、日本には江戸時代に渡来。種子を緩下薬や黄色染料に用い、ま...
はま‐ぼっす【浜払子】
サクラソウ科の越年草。海岸に生え、高さ10〜40センチ。茎の基部から枝分かれし、多肉質でへら状の葉を密に互生する。5、6月ごろ、茎の頂に、花びらが五つに裂けている白い花を多数開き、丸い実を結ぶ。
はや‐まい【早舞】
1 能の舞事(まいごと)の一。シテの舞う爽快・典雅な舞。中の舞よりテンポが速く、笛・大鼓・小鼓・太鼓ではやす。「海人(あま)」「融(とおる)」などに用いる。 2 歌舞伎下座音楽の一。能管・大鼓・...
はりがね‐かずら【針金葛/針金蔓】
ツツジ科の常緑小低木。本州中部以北の針葉樹林内に自生。針金状の茎が地をはい、卵形の小さい葉が互生する。7、8月ごろ、白い壺状の小花が下向きに開き、白い実を結ぶ。
はん‐かい【半開】
[名](スル) 1 弁・栓・扉などを半分ほど開くこと。「ガス栓を—にしておく」 2 花が開きかけていること。「桜はまだ—だ」 3 文明が未開を過ぎて、少し開化していること。「其の社会が尚—の位置...
ば
[接助] 1 口語では活用語の仮定形、文語では活用語の未然形に付く。未成立の事柄を成立したものと仮定する条件を表す。もし…ならば。「暇ができれ—行く」「雨天なら—中止する」「名にし負は—いざこ...
ばい‐う【梅雨/黴雨】
6月上旬から7月上・中旬にかけて、本州以南から朝鮮半島、揚子江流域に顕著に現れる季節的な雨。梅雨前線上を小低気圧が次々に東進して雨を降らせるもの。入梅の前に走り梅雨(づゆ)の見られることが多く、...
ばいか‐あまちゃ【梅花甘茶】
アジサイ科の落葉低木。本州中部以西の山地に自生。葉は長楕円形で先が長くとがる。夏、白い4弁花を開き、外側のものは萼(がく)の癒合した楯状の装飾花となる。
バタフライ‐ナイフ【butterfly knife】
折り畳みナイフの一種。鞘(さや)を左右に開いて刃を出す。開き合わせた鞘がナイフの柄となる。
ばら‐いちご【薔薇苺】
バラ科の落葉小低木。山地に生え、高さ約40センチ。茎にはとげがあり、二、三対の小葉からなる羽状複葉がつく。7月ごろ、白い5弁花を開き、赤い実をつける。みやまいちご。