きょくせいそうけん‐うん【極成層圏雲】
極地や高緯度地域で、成層圏の高度20キロメートル付近に現れる特殊な雲。セ氏零下80度程度まで気温が下がり、大気中の水蒸気・硝酸・硫酸などが凝結することによって形成される。通常の雲よりも高い空にで...
きょだいかくさいぼうしつ‐ディーエヌエーウイルス【巨大核細胞質DNAウイルス】
DANの複製・転写・修復などに関与する遺伝子を有する、大型のDNAウイルスの系統群。巨大核質DNAウイルス。核細胞質性大型DNAウイルス。NCLDV (nucleocytoplasmic lar...
きんこう‐けい【近交系】
近親交配を繰り返し、形質の異なる個体を分離することによって作り出された、遺伝的に均一な動植物の個体群。ほとんどの遺伝子が同じ対立遺伝子をもつホモ接合体となっている。 [補説]すべての遺伝子または...
ぎょうせいしっこう‐ほうじん【行政執行法人】
業務の特性による独立行政法人の分類の一。国の行政事務と密接に関連した事務・事業を、国の相当な関与のもとで、単年度ごとの目標・計画に基づいて執行する。役職員には国家公務員の身分が付与される。平成2...
ぎょうむしっこう‐とりしまりやく【業務執行取締役】
会社の事業活動に関与する取締役。→非業務執行取締役
くにちほうけいそうしょり‐いいんかい【国地方係争処理委員会】
地方公共団体に対する国の関与をめぐって両者の間で争いが生じた場合に、問題を迅速に解決するために、総務省に常設されている合議制の第三者機関。総務大臣が両議院の同意を得て任命する5人の有識者で構成さ...
クリオピリン【Cryopyrin】
好中球やマクロファージに発現し、細菌や尿酸結晶などを感知する役割を果たすたんぱく質。カスパーゼを活性化し、炎症性サイトカインの産生に関与する。
クリオピリンかんれん‐しゅうきせいはつねつしょうこうぐん【クリオピリン関連周期性発熱症候群】
乳幼児期に発症し発熱や激しい炎症を繰り返す難治性の自己炎症性疾患。免疫機構において病原体の認識に関与するクリオピリンというたんぱく質の変異により炎症性サイトカインの産生が亢進し、持続的または周期...
クリプトクロム【cryptochrome】
光エネルギーの受容体として働く色素たんぱく質。青色光の吸収スペクトル型を示す。藍藻・緑藻から維管束植物まで広く存在し、植物の茎の伸長や花芽形成などに関与する。類似する物質が動物にも見つかっており...
グアノシン‐さんりんさん【グアノシン三燐酸】
グアノシンの糖部分であるリボースに3分子のリン酸が結合したもの。生体内に広く分布する、ヌクレオチドの一種。リボ核酸(RNA)合成の前駆物質となるほか、多糖類の生合成にも用いられる。G蛋白質と結合...