グアノシン‐にりんさん【グアノシン二燐酸】
グアノシンの糖部分であるリボースに2分子のリン酸が結合したもの。生体内に広く分布する、ヌクレオチドの一種。G蛋白質と結合して、細胞内での信号伝達に関与する。GDP(guanosine dipho...
グロブリン【globulin】
アミノ酸だけからなる単純たんぱく質の一。水に溶けないが、塩類の薄い溶液にはよく溶ける。弱酸性で、動植物に広く分布。血清グロブリンはα(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマ)に分けられ、体内の物質...
けっ‐しきそ【血色素】
血液中にある、酸素の運搬に関与する色素たんぱく。脊椎動物では赤血球中にあるヘモグロビンをさす。血液色素。
けっとう‐ざい【決闘罪】
決闘を行ったり、これに関与したりすることで成立する罪。明治22年(1889)の「決闘罪ニ関スル件」という法律により罰せられる。
けつゆう‐びょう【血友病】
血液凝固に関与する因子が欠乏していて、わずかな傷にもすぐ出血し、出血が容易に止まらない病気。X連鎖潜性遺伝性の疾患で、主に男性に発症する。
ケーラス【KRAS】
《「ケイラス」とも》細胞の増殖に関与する遺伝子の一つ。EGFR(上皮成長因子受容体)が出す細胞増殖のシグナルを受け取り核に伝達する。変異したKRAS遺伝子は、EGFRからのシグナルがなくても、常...
こうアクアポリンフォー‐こうたい【抗アクアポリン4抗体】
脳や脊髄と血液の間での水の移動に関与するアクアポリン4(AQP4)というたんぱく質を攻撃する自己抗体。視神経脊髄炎の患者の血液中に見られ、脳や脊髄のアストロサイトに障害を起こす。抗AQP4抗体。...
こうおん‐しょうがい【構音障害】
構音器官の器質的・機能的な障害や構音に関与する神経の障害によって、語音を正しく発音できない状態。→発声障害
こうさんか‐さよう【抗酸化作用】
生体内で、酸素が関与する有害な作用を抑制するはたらき。このはたらきをもつ物質を抗酸化物質という。
こうさんか‐ぶっしつ【抗酸化物質】
生体内で、酸素が関与する有害な作用を抑制する物質の総称。活性酸素が細胞内で過剰な酸化ストレスを引き起こさないよう、強い還元性によりその反応を無害化する。ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなど...