い‐けつ【遺闕】
欠けていて足りないこと。
きゅう‐けつ【宮闕】
《「闕」は宮殿の門の意》宮城。皇居。禁中。
きん‐けつ【禁闕】
皇居の門。禁門。また、皇居。
きん‐けつ【金闕】
中国、漢の未央宮(びおうきゅう)にあった金馬門の異称。 「禁闕(きんけつ)」に同じ。
ぎょっ‐けつ【玉闕】
玉で飾った美しい宮殿。玉殿。「金台—」
けち【闕】
「闕官(けっかん)1」に同じ。「—の侍らざらむには、いかでかは」〈宇津保・蔵開中〉
けつ【闕】
1 中国で、宮門の両脇に設けた物見やぐらの台。石闕(せっけつ)。 2 宮城。宮城の門。 3 「欠(けつ)1」に同じ。「大納言の—あるに依りて、此を望むとて」〈今昔・二四・二五〉
けつ【闕】
[音]ケツ(漢) [訓]かける 1 宮城の門。また、宮城。「闕下/宮闕・禁闕・城闕」 2 (「欠」と通用)不足する。かける。「闕字・闕如・闕文・闕本/残闕」 3 あやまち。「闕失」 [難読]闕腋...
こう‐けつ【皇闕】
皇居の門。転じて、皇居。
ざん‐けつ【残欠/残闕】
書物などの、一部分が欠けていて不完全なこと。また、そのもの。「絵巻物の—」