おどり‐こ・む【躍り込む】
[動マ五(四)] 1 勢いよく飛び込む。「敵陣に—・む」 2 強盗に入る。「屋根から—・む衆ぢゃないか」〈滑・膝栗毛・七〉
お‐みずとり【御水取り】
奈良東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)のこと。3月12日(もとは陰暦2月12日)の深夜から明け方にかけて、堂前の若狭井(わかさい)から香水(こうずい)をくみ、本堂内陣に運ぶ儀式があるところから、こ...
面(おもて)を曝(さら)・す
1 人前に顔を現す。「報道陣に—・す」 2 人前で恥をかく。「かやうに—・す事、前世のむくひといひながら」〈謡・千手〉
おんめい‐もん【陰明門】
平安京内裏の内郭十二門の一。西面中央にあった。右兵衛の陣。いんめいもん。
オーセール‐だいせいどう【オーセール大聖堂】
《Cathédrale Saint-Étienne d'Auxerre》フランス中東部、ヨンヌ県の都市オーセールにある大聖堂。ゴシック様式の内陣は13世紀から16世紀にかけて建造された。「白い馬...
かい‐がね【貝鐘/貝鉦】
1 寺で用いたほら貝と鐘。「三井寺には—鳴らいて、大衆僉議(だいしゅせんぎ)す」〈平家・四〉 2 陣中で、号令や合図に用いたほら貝と鐘。「軍に勝ちて—を鳴らし」〈盛衰記・一三〉
かいだん‐めぐり【戒壇廻り】
戒壇のまわりを仏名を唱えながらめぐり歩くこと。のちに、仏堂内陣の縁の下にあたる暗い所をめぐり歩くこと。長野の善光寺のものが有名。
かかり‐だいこ【掛(か)り太鼓】
戦場で、敵に攻めかかる合図に打ち鳴らす陣太鼓。攻め太鼓。
かく‐よく【鶴翼】
1 鶴のつばさ。 2 兵法で、陣立ての一。鶴がつばさを張った形に兵を配置し、敵を包囲しようとする陣形。
かけ【駆け/駈け】
1 敵陣に突入すること。「義助の二度の—に、さしもの大勢戦ひ疲れて」〈太平記・一四〉 2 馬を速く走らせること。駆け足。「お馬は少し老けたれども—に早く、駻(かん)おちず」〈浄・大磯虎〉