さつき‐の‐みそうじ【五月の御精進】
陰暦5月に行う精進潔斎。→年三(ねそう)「—のほど、職(しき)におはします頃」〈枕・九九〉
さつき‐ばれ【五月晴(れ)】
1 5月のすがすがしい晴天。 2 陰暦5月の、梅雨の合間の晴天のこと。《季 夏》「うれしさや小草彩もつ—/子規」
さつき‐やま【五月山】
陰暦5月ごろの山。《季 夏》
さつき‐やみ【五月闇】
陰暦5月の、梅雨が降るころの夜の暗さ。また、その暗やみ。《季 夏》「はらはらと椎(しひ)の雫(しづく)や—/鬼城」
さと‐ばなれ【里離れ】
[名・形動](スル)人里から離れていること。また、そのような所や、そのさま。「—した夜陰の墓地」〈木下尚江・良人の自白〉
さなえ‐づき【早苗月】
陰暦5月の異称。さつき。《季 夏》
さ‐ね【実/核】
《「真(さ)根(ね)」の意》 1 果実の中心にある堅い部分。種。 2 板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。 3 陰核。 4 障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。 5 根本...
さ‐ばえ【五月蠅】
陰暦5月ごろの群がり騒ぐ蠅。《季 夏》
さ‐みだれ【五月雨】
《「さ」は五月(さつき)などの「さ」、「みだれ」は水垂(みだれ)か》 1 陰暦5月ごろに降りつづく長雨。梅雨。つゆ。さつきあめ。《季 夏》「—を集めて早し最上川/芭蕉」 2 断続的にいつまでもだ...
さる【申】
1 十二支の9番目。 2 方角の名。西から南へ30度の方角。西南西。 3 時刻の名。今の午後4時ごろ、およびその後の2時間。または午後4時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦7月の異称。