かま‐あと【窯跡】
陶磁器を焼いた窯の跡。窯址(ようし)。
かま‐じるし【窯印】
陶磁器につける記号。共同窯で焼く際、作者や注文主を区別するために、彫りつけたり押捺したりする。手印(てじるし)。
かま‐だし【窯出し】
[名](スル)陶磁器を焼きおえて窯から取り出すこと。
かま‐ば【窯場】
陶磁器を焼く窯のある仕事場。
かま‐もと【窯元】
陶磁器を窯で焼いて作り出す所。また、その陶磁器を作る人。
からつ‐もの【唐津物】
1 唐津焼。 2 (西日本で)陶磁器のこと。→瀬戸物
からつ‐や【唐津屋】
(西日本で)陶磁器の製造や販売をする店。瀬戸物屋。
かん‐にゅう【貫乳】
陶磁器の釉(うわぐすり)の表面に、焼き加減でできた細かなひび。陶磁器鑑定のとき重視される。乳(にゅう)。貫入。
かん‐よう【官窯】
中国で、宮廷で用いる陶磁器を製造した政府の陶窯。また、そこで焼いた陶磁器。狭義には、すぐれた作品の多い宋代の青磁をさす。日本では江戸時代の藩窯がこれにあたる。
がい‐し【碍子】
電線を支持し絶縁するために、電柱や鉄塔に取り付ける絶縁体の器具。陶磁器製・合成樹脂製のものが多い。