がえろめ‐ねんど【蛙目粘土】
カオリン質の粘土中に多量の石英粒を含むもの。雨などでぬれると、石英の粒が蛙の目玉のように見える。主として愛知県瀬戸市・岐阜県土岐(とき)市に産し、陶磁器の原料にする。がいろめねんど。がいろめ。が...
き‐じ【生地/素地】
1 手を加えていない、もともとの性質。「—が出る」 2 化粧しないままの素肌。素顔。「—のままできれいな人」 3 布・織物などの地質。また、染色や仕立てなどの加工をするための布・織物。「—のいい...
きぶし‐ねんど【木節粘土】
亜炭層の下にある層状の粘土。灰色または暗褐色で、中に炭化した木片を含む。愛知県瀬戸地方などに分布。耐火材・陶磁器の原料。
きょう‐やき【京焼】
桃山時代以降、京都に産する陶磁器の総称。江戸初期、野々村仁清(ののむらにんせい)らによって完成された。
きよみず‐やき【清水焼】
京焼の代表的な焼き物。清水五条坂辺を中心に産する陶磁器。江戸初期に始まる。中国風染め付けや色絵磁器を焼成。清水六兵衛・仁阿弥道八らの陶工が有名。
きん‐えき【金液】
陶磁器に使う金色の上絵の具。テルペンにロジウム・ニッケル・クロムなどの金属を加えた濃原液。水金(みずきん)。
きん‐がま【錦窯】
陶磁器の上絵を焼き付けるのに用いる窯。火炎が直接器物に触れないように二重構造になっている。上絵窯。にしきがま。
きん‐つぎ【金継ぎ】
割れたり欠けたりした陶磁器を漆(うるし)で接着し、継ぎ目に金や銀、白金などの粉を蒔(ま)いて飾る、日本独自の修理法。修理後の継ぎ目を「景色」と称し、破損前と異なる趣を楽しむ。現代では漆の代わりに...
クスプハン‐おうきゅう【クスプハン王宮】
《Keraton Kasepuhan》インドネシア、ジャワ島西部の都市チレボンにあるスルターンの王宮。15世紀半ばにスンダ、ジャワ、アラブ、オランダ、中国などの影響を受けた様式で建造。現在は博物...
くすり【薬】
1 病気や傷の治療のために、あるいは健康の保持・増進に効能があるものとして、飲んだり、塗ったり、注射したりするもの。医薬品。「胃の—」 2 殺虫剤・除草剤など、動植物に対して主に毒性を働かせるも...