か‐めん【仮面】
1 人間・動物などの顔をかたどって素顔にかぶるもの。マスク。 2 本心や素性を隠すもの。「とりすました人の—をはぐ」
がい【蓋】
《「かい」とも》 [名]仏語。 1 人間の善智や善心を覆い隠すもの。すなわち、煩悩。 2 法会のとき、高僧の歩行に際し、その上にかざす笠状のもの。 3 仏像や導師の高座を覆い飾る天蓋。
[接...
き‐ぞう【寄蔵】
贓物(ぞうぶつ)罪となった行為の一。犯罪行為で得た物と知りながら預かり隠すこと。法律用語としては平成7年(1995)の刑法改正以前のもので、改正後は「保管」という。
きぬ‐かずき【衣被】
1 平安時代ごろから、上流の婦人が外出するとき、顔を隠すために衣をかぶったこと。またその衣や、それをかぶった女性。中世以降は単衣(ひとえ)の小袖(こそで)を頭からかぶり、両手で支えて持った。かず...
ぎ‐そう【偽装/擬装】
[名](スル) 1 ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況をよそおうこと。「心中に—した殺人」「—工作」 2 周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくすること。特に、戦場などで行うもの。...
ぎ‐めい【偽名】
本名を隠すための、いつわりの名。
くぎ‐かくし【釘隠し】
長押(なげし)などに打った釘の頭を隠すための金属や木製の飾り。
くずのは【葛の葉】
信太妻(しのだづま)伝説中の白狐(しろぎつね)。女に姿を変えて安倍保名(あべのやすな)の妻となり、安倍童子、のちの晴明を産むが、正体が現れて信太の森に姿を隠す。
浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あし...
くだり‐げぎょ【降り懸魚】
破風(はふ)の下方の両脇に設けられた懸魚。桁(けた)の端を隠すために取りつける。脇懸魚。桁隠し。
くち‐おおい【口覆い】
1 茶道で、茶壺の口を覆い飾る布。 2 手・袖・扇などで口を覆い隠すこと。また、そのためのもの。「いたう恥ぢらひて、—し給へるさへ」〈源・末摘花〉