くらま・す【晦ます/暗ます】
[動サ五(四)] 1 居場所をわからないようにする。見つけられないように姿を隠す。「行方を—・す」「姿を—・す」 2 行為や事実をごまかす。たぶらかす。「人の目を—・す」
くら・む【暗む/眩む/晦む】
[動マ五(四)] 1 暗くなる。「刻一刻と—・んで行くなかに」〈里見弴・今年竹〉 2 (「目がくらむ」の形で) ㋐強い光を受けて、一時的に目が見えなくなる。「照明に目が—・む」 ㋑過度の刺激を...
暗闇(くらやみ)の頰冠(ほおかむり)
暗闇では顔が見えないのに、ほおかむりをして顔を隠す。無益なことをするたとえ。
けた‐かくし【桁隠し】
屋根の妻側の桁を隠す、降(くだ)り懸魚(げぎょ)のこと。
け‐まき【毛巻】
江戸後期から明治にかけての女性の髪形の一。丸髷(まるまげ)の一種で、髪を巻きつけて元結を隠すもの。未亡人や葬儀参列の女性が結った。
げ‐ぎょ【懸魚】
屋根の破風(はふ)の中央および左右に下げて、棟木や桁(けた)の先端を隠す装飾板。三花(みつはな)・蕪(かぶら)・梅鉢・猪(い)の目などがある。けんぎょ。
こう‐しょう【行障】
天皇・神祇の臨幸や霊柩(れいきゅう)の葬送などのとき、その前後左右を隠すために用いた白布の幕。歩陣(ぶじん)。歩帳。こうぞう。
こうじ‐がくれ【小路隠れ】
1 少しの間身を隠すこと。「夕暮、夜の間にぞ、—せらるなるや」〈宇津保・国譲下〉 2 かくれんぼ。「稚子(をさなご)の—」〈根無草・後〉
こうせい‐しょく【恒星食】
食の一種で、惑星・衛星・小惑星が恒星を覆い隠す現象。
こか・す【転かす/倒かす】
[動サ五(四)] 1 ころばす。ころっところがす。たおす。「植木鉢を—・す」 2 他の場所へ移す。また、どこかに隠す。「窃(ぬす)みてはやく—・す折、小者に見られて」〈読・八犬伝・五〉 3 ご...