マイクロマシン【micromachine】
超小型の部品から構成される機械装置。大きさの厳密な定義はないが、数マイクロメートルから数ミリメートル程度のものをさす。半導体集積回路の微細加工技術を応用し、MEMSとよばれる、超小型のモーターや...
マイクロ‐りゅうたいデバイス【マイクロ流体デバイス】
半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、ふつう試験管などを用いて行われる化学反応や生化学分析を、ガラス基板上に作成されたマイクロ流路などで行う超小型の分析システム。化学物質の検出、...
マイクロ‐りゅうろ【マイクロ流路】
数マイクロメートル程度の幅の流路。半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、ガラス基板などに微小な流路を作成する。マイクロ流体デバイスに利用される。
マルチコア‐プロセッサー【multi-core processor】
複数のコア(演算回路の中核部分)を集積したマイクロプロセッサー。複数の異なる処理を独立して同時に実行できるため、総合的な実行効率が上がる。マルチコアCPU。→デュアルコアプロセッサー →クアッド...
ミニマル‐ファブ【minimal fab】
半導体集積回路の超小型生産システム。半インチのシリコンウエハーから1個のチップを生産できる程度の規模をさす。装置の大きさ(幅)は約30センチメートルで、クリーンルームも必要とせず、工場全体の大き...
ミミック【MMIC】
《monolithic microwave integrated circuit》モノリシック(単一)マイクロ波集積回路。一個の基板上に構成されたガリウム砒素(ひそ)IC。スーパーコンピューター...
ムーア‐の‐ほうそく【ムーアの法則】
《Moore's Law》「半導体の集積密度は18か月から24か月で倍増する」という経験則。米国の半導体メーカー、インテル社の創設者の一人、ゴードン=ムーアが提唱。
メガ‐ファブ【mega fab】
半導体集積回路を製造するための大規模な工場。数万個規模のチップを製造する100〜200メートル規模の生産ラインでコストダウンを図る従来型の工場をさし、超小型の生産システムであるミニマルファブに対...
メタ‐レンズ【meta-lens】
光に対し、負の屈折率をもつなど、天然物質とは異なる振る舞いを示すメタマテリアルでできたレンズ。半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、ガラスなどにナノメートル程度の微細な構造のパタ...
メニーコア‐プロセッサー【many core processor】
多数のコア(演算回路の中核部分)を集積し、処理速度の向上を図ったマイクロプロセッサー。個数についての具体的な定義はないが、ふつう十数個から数百個程度のものをさす。スーパーコンピューターの分野では...