へだた・る【隔たる】
[動ラ五(四)] 1 間に距離があって離れる。また、距離ができて離れる。遠ざかる。「約10キロ—・っている」 2 間に物があって遮られる。「両県は山脈で—・る」 3 時間的に離れる。また、年月が...
ほど・ける【解ける】
[動カ下一][文]ほど・く[カ下二] 1 結んだり、縫ったり、もつれたりしたものがとけて離れる。とける。「帯が—・ける」 2 気持ちが和らぐ。うちとける。「緊張が—・ける」
ほね‐ばなれ【骨離れ】
料理した魚などの骨が、身から離れるぐあい。身離れ。「—のいい魚」
まんじゅしゃげ【曼珠沙華】
1 《(梵)mañjūṣakaの音写。如意花などと訳す》仏語。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるという天界の花。 2 ヒガンバナの別名。《季 秋》
水(みず)流(なが)れて元(もと)の海(うみ)に入(い)り月(つき)落(お)ちて天(てん)を離(はな)れず
《「甲陽軍鑑・一二」から》水は流れても元の海に入るし、月は西に落ちても空から離れない。本性を離れることはできないというたとえ。
みず‐ばなれ【水離れ/水放れ】
1 暖められて水が冷たくなくなること。「漸(ようや)く—のした茶釜の湯を」〈長塚・土〉 2 水面から離れること。また、水中から取り出すこと。「総じて鯉は—が大事ぢゃと申すに依って」〈虎寛狂・鱸庖...
身(み)を退(ひ)・く
これまでの地位などから離れる。引退する。「現役から—・く」
みん‐しん【民心】
人民の心。国民の心情。「—が離れる」
むそう‐むねん【無想無念】
仏語。あらゆる想念を離れること。妄念のないこと。無念無想。
むそう‐りねん【無相離念】
仏語。一切の念慮・妄念を離れること。