アポリア【(ギリシャ)aporia】
《道のないこと、の意》 1 アリストテレス哲学で、一つの問いに対する答えとして相反する二つの見解が等しく成立する場合をさす。 2 一般に、解決の糸口を見いだせない難問。
あまえ‐いた・し【甘え甚し】
[形ク]甘えすぎて、気恥ずかしい。「今は—・くて、まかり帰らむことも難かるべきここちしける」〈かげろふ・中〉
あまびこ
予言獣の一。海から現れて疫病の流行を予言、また病難を逃れる方法を伝えたとされる。「海彦」「尼彦」などとも表記され、姿もさまざまに描かれた。
あみだのむねわり【阿弥陀胸割】
古浄瑠璃。本地物(ほんじもの)。六段。六字南無右衛門作といわれ、慶長19年(1614)上演の記録がある。他人の難病を治すため、娘が自分の生き肝をささげようとすると、阿弥陀が身代わりになって、その...
アミロイドーシス【amyloidosis】
代謝異常により、たんぱく質の変性したアミロイドが血管壁や心臓・腎臓などに沈着する疾患。原因不明の原発性のものと、結核や癌(がん)などに続発するものとがあり、難病。アミロイド症。
雨(あめ)が降(ふ)ろうが槍(やり)が降(ふ)ろうが
どんな困難があってもやりとげるという強い決意のたとえ。石にかじりついても。
雨(あめ)に濡(ぬ)れて露(つゆ)恐(おそ)ろしからず
大難に出あった者は小難を恐れないことをいうたとえ。
雨(あめ)晴(は)れて笠(かさ)を忘(わす)る
苦難のときに受けた恩を、その時が過ぎると忘れてしまうことのたとえ。
アモルファス‐か【アモルファス化】
[名](スル)産業の成熟化に伴い、商品の区別が無定形化すること。無定形化によって区別が困難になること。
あやかし
1 船が難破する時に海上に現れるという化け物。 2 不思議なこと。また、そのもの。妖怪(ようかい)。 3 コバンザメの別名。 4 (「怪士」と書く)能面の一。男の怨霊(おんりょう)を表す面。 5...