しっぷう‐もくう【櫛風沐雨】
《「晋書」文帝紀から。風で髪をすき、雨でからだを洗うの意》風雨にさらされて苦労すること。さまざまな苦労をすることのたとえ。風に櫛(くしけず)り雨に沐(かみあら)う。
しば‐あめ【屡雨】
断続的に降る雨。にわか雨。むらさめ。
しぶき‐あめ【繁吹き雨】
激しく吹きつけて降る雨。
しゅう‐う【秋雨】
秋に降る雨。あきさめ。
しゅう‐う【驟雨】
急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立。《季 夏》「地下鉄道—に濡れし人乗り来る/誓子」 [補説]書名別項。→驟雨
しゅうう【驟雨】
吉行淳之介の小説。昭和29年(1954)発表。同年、第31回芥川賞受賞。
しゅうちゅう‐ごうう【集中豪雨】
局地的に、比較的短時間に多量に降る強い雨。昭和28年(1953)ごろから新聞などで使われはじめ、しだいに気象用語として定着した。→ゲリラ豪雨
しゅく‐う【宿雨】
1 連日降りつづく雨。ながあめ。霖雨(りんう)。 2 前夜からの雨。
しゅん‐う【春雨】
春に降る雨。春の雨。はるさめ。
しょう‐う【小雨】
少し降る雨。こさめ。