ふき‐こ・む【吹(き)込む】
[動マ五(四)] 1 風が吹いて中へ入りこむ。また、風に吹かれて、雨・雪などが中へ入りこむ。「雨が—・む」「すきま風が—・む」 2 吹いて中へ入れる。「風船に息を—・む」「新風を—・む」 3 あ...
ふき‐つ・ける【吹(き)付ける】
[動カ下一][文]ふきつ・く[カ下二] 1 風が強く吹き当たる。「寒風が—・ける」 2 液体などを吹いて霧状にして付着させる。「スプレーで塗料を—・ける」 3 勢いよく吹いて物に当てる。「風が雨...
ふき‐ぶり【吹(き)降り】
強い風を伴って雨が激しく降ること。
ふき‐みそ【蕗味噌】
焼き味噌や練り味噌に、細かく刻んだ蕗の薹(とう)を入れたなめ味噌。《季 春》「—や音に近づく山の雨/澄雄」
ふくごう‐さいがい【複合災害】
複数の現象がほぼ同時または時間を置いて発生することによって起こる災害。また、海面上昇・台風・集中豪雨といった気候の変動に、地震・津波・地盤沈下などの現象が重なって起こる災害をいう。
ふく‐でん【福田】
1 田が実りを生じるように、福徳を生じるもとになるもの。仏・僧・父母・師・貧者・病者など。→三福田 2 霊域。聖域。「小石だも掃ひし—ながら」〈読・雨月・仏法僧〉
ふく‐にじ【副虹】
雨上がりなどに通常見られる虹の外側にある、ひと回り大きい虹。通常の虹である主虹(第一次虹)と副虹(第二次虹)は常に対となって現れるが、色が薄いため観測しにくい。色の並びは主虹と逆になる。
ふく‐ぶん【複文】
文を構造上から分類した場合の一。主語と述語からなる文でさらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「ここは雨の多い地方だ」など。→単文 →重文
ふくろ‐づの【袋角】
生え替わったばかりのシカの角。皮膚で覆われ、柔らかいこぶ状をしている。《季 夏》「雨後の木々夕日をこぼす—/綾子」
ふざん‐の‐うんう【巫山の雲雨】
《宋玉の「高唐賦」の、楚(そ)の懐王が昼寝の夢の中で巫山の神女と契ったという故事から》男女が夢の中で結ばれること。また、男女が情を交わすこと。巫山の雲。巫山の雨。巫山の夢。朝雲暮雨。