ぼうふう‐せつ【暴風雪】
激しい風を伴った降雪。
ぼ‐せつ【暮雪】
夕方に降る雪。また、夕暮れに見る雪景色。《季 冬》
ぼた‐ゆき【牡丹雪】
「ぼたんゆき」に同じ。
ぼたん‐ゆき【牡丹雪】
雪の結晶が多数付着し合い、大きな雪片となって降る雪。ボタンの花びらのように降るからとも、ぼたぼたした雪の意からともいう。綿雪。ぼた雪。《季 春》「過ぎゆきし指や瞼(まぶた)や—/楸邨」
まだら‐ゆき【斑雪】
まだらに降り積もった雪。また、まだらに消え残る雪。
まつ‐の‐ゆき【松の雪】
1 松に降り積もった雪。 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は青。柳襲(やなぎがさね)。
まど‐の‐ゆき【窓の雪】
勉学に励むこと、苦学することのたとえ。→蛍雪(けいせつ)
まんねん‐ゆき【万年雪】
雪線以上の高地で、一年中消失しない積雪。
み‐ゆき【御雪/深雪】
1 雪の美称。 2 深く降り積もった雪。《季 冬》
むすめみゆき【娘深雪】
女流日本画家、上村松園の作品。浄瑠璃や歌舞伎で知られる「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」のヒロイン、深雪を描いたもの。大正3年(1914)の平和記念大正博覧会に出品された、中期の代表作。