ゆい‐しょうせつ【由井正雪】
[1605〜1651]江戸初期の兵法家。駿河の人。姓は由比とも。慶安の変の主謀者。江戸に楠木流軍学の教授所を開き、浪人を集めて倒幕をはかったが、事前に発覚し自殺。 塚原渋柿園の歴史小説。明治...
ゆう‐せつ【融雪】
1 雪のとけること。また、その雪。ゆきどけ。「—期」「—なだれ」 2 雪をとかすこと。「ポイントの—装置」
ゆき【雪】
1 雲の中で水蒸気が昇華し、成長した氷の結晶となって降ってくる白いもの。また、それが降り積もったもの。結晶は六方対称形が多いが、気温や水蒸気の量により形はいろいろ変わる。《季 冬》「宿かさぬ灯影...
ゆき【雪】
地歌・箏曲(そうきょく)。流石庵羽積(りゅうせきあんはずみ)作詞、峰崎勾当(みねざきこうとう)作曲。天明・寛政(1781〜1801)ごろ成立。曲中の合(あい)の手は「雪の手」とよばれ、雪を象徴...
ゆき‐ふぶき【雪吹雪】
激しい風に雪が乱れ降ること。また、その雪。
よき【雪】
「ゆき」の上代東国方言。「上野(かみつけの)伊香保の嶺(ね)ろに降ろ—の行き過ぎかてぬ妹(いも)が家のあたり」〈万・三四二三〉
らく‐せつ【落雪】
山などで、積もった雪がくずれ落ちること。また、その雪。雪崩よりも規模の小さいものにいう。
らんせつ【嵐雪】
⇒服部嵐雪(はっとりらんせつ)
り‐せつ【利雪】
雪を資源として有効に利活用すること。主に、豪雪地帯での雪対策の語として用いられる。→克雪 →親雪
りんぜつ【輪舌/倫説/林雪/林説】
俗箏(ぞくそう)・筑紫箏(つくしごと)などで、特に細かい手法を用いる純器楽曲の曲名。のちの「乱(みだれ)(乱輪舌)」の原形とされるもので、三味線・一節切(ひとよぎり)などにも移されている。