うん‐ちょう【雲頂】
雲の最頂部。雲のいちばん高い所。⇔雲底。
うん‐てい【雲底】
雲の最下部。雲の下面。⇔雲頂。
うん‐てい【雲梯】
1 昔、中国で城攻めに使った長いはしご。 2 体育・遊戯施設の一。水平または弧状に作られた金属製のはしご状のもので、ぶらさがって渡れるようにした固定遊具。くもばしご。
うん‐でい【雲泥】
天の雲と地の泥。二つの間に大きな差違のあるたとえ。「—の開き」「源平いづれ勝劣無かりしかども、今は—交はりを隔てて」〈平家・四〉
雲泥(うんでい)の差(さ)
《白居易「傷友」から》非常な隔たり。たいへんな差。雲泥の違い。月とすっぽん。
うんでい‐ばんり【雲泥万里】
物事が非常にかけ離れていること。天地雲泥。うんてんばんてん。
うんでん‐しんとう【雲伝神道】
江戸中期に河内国葛城山(かつらぎさん)高貴寺の慈雲尊者飲光(おんこう)が興した神道。密教を基礎に、儒教の倫理を取り入れたもの。「雲伝」は慈雲所伝の意。葛城神道。
うん‐とん【雲屯】
1 人が雲のようにたくさん集まること。 2 煎茶(せんちゃ)道具の一。水差し。
うん‐どう【雲堂】
禅宗の寺で、雲水たちが学ぶための堂。僧堂。
うんどう‐あん【雲洞庵】
新潟県南魚沼市にある曹洞宗の寺。山号は金城山。応永27年(1420)上杉憲実(うえすぎのりざね)が再興し、中興開山は曇英恵応(どんえいえおう)。上杉家の菩提寺。