あん‐ぎゃ【行脚】
[名](スル)《「あん(行)」は唐音》 1 仏道修行のために、僧侶が諸国を歩き回ること。「雲水の—」 2 ある目的で諸地方を巡り歩くこと。「遺跡を—する」
あんこく‐せいうん【暗黒星雲】
銀河系内星雲の一。低温で光を出さないガスや微粒子の集まり。背後の星の光を遮るため、そこだけ暗黒に見える。馬頭星雲(ばとうせいうん)など。
あんごり
[副]驚いたりあきれたりして口を大きく開けるさま。あんぐり。「口を—開いて、眼鏡越しにじっと文三の顔を見守(みつ)め」〈二葉亭・浮雲〉
あん‐ざ【安座/安坐】
[名](スル) 1 あぐらをかくこと。また、くつろいで座ること。 2 何もしないで安らかな状態でいること。「その様子を見ると、手を束(つか)ねて—していられなくなる」〈二葉亭・浮雲〉
あんざん‐がん【安山岩】
《アンデス山脈の火山岩に命名されたandesiteから》火山岩の一。斜長石・輝石の斑晶(はんしょう)を含み、また、角閃石(かくせんせき)や黒雲母(くろうんも)を含むこともある暗灰色の岩石。板状・...
あん‐たん【暗澹】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 薄暗くはっきりしないさま。暗く陰気なさま。「曇空には雲が—と動いていた」〈梶井・冬の日〉 2 将来の見通しが立たず、全く希望がもてないさま。「—とした表情」「...
アンドロメダ‐ぎんが【アンドロメダ銀河】
アンドロメダ座にある渦巻き銀河。晴れた暗い夜には肉眼でも見える。直径22〜26万光年、距離230万光年、銀河系と同等の規模をもつ。最も銀河系に近い銀河。アンドロメダ星雲。
アーチ‐ぐも【アーチ雲】
雲の副変種の一。積乱雲や積雲の底にできるアーチ状またはロール状の雲。大気の不安定によって生じ、激しい雨や突風を伴うことが多い。ロール雲。棚雲。
いい‐たて【言(い)立て】
《「いいだて」とも》 1 取り立てて言うこと。強く主張すること。「先方の—を聞く」 2 言い逃れの言葉。口実。「お勢は気分悪いのを—にして英語の稽古にも往かず」〈二葉亭・浮雲〉 3 宣伝的な事柄...
いい‐つ・める【言(い)詰める】
[動マ下一][文]いひつ・む[マ下二] 1 最後のところまで言う。「言い懸けて敢(あえ)て—・めず」〈二葉亭・浮雲〉 2 言葉で、逃げ場のないところまで追いつめる。言いこめる。「厳しく—・められ...