ばん‐いち【万一】
[副] 1 もしも。ひょっとして。まんいち。「—に危(あやぶ)む心から、暫く差控(さしひかえ)ていた」〈二葉亭・浮雲〉 「—おめえがつまらねえこといひ出しては」〈滑・大山道中・初〉 2 わざわ...
ばん‐ぎんが【伴銀河】
より大きな銀河の周囲をまわる小さな銀河。親銀河と呼ばれる大きな銀河に、重力によって引きつけられ、その周囲を公転する。我々の銀河系にも大マゼラン雲、小マゼラン雲をはじめ、大小30個ほどの伴銀河が見...
ばんどう‐たろう【坂東太郎】
《坂東にある第一の川、の意》利根川(とねがわ)の異称。筑紫(つくし)二郎(筑後川)・四国三郎(吉野川)と並称される。 《江戸で利根川の方向に生じるところから》夏の入道雲。
バーデン‐さん【バーデン山】
《Nui Ba Den》ベトナム南部の都市タイニンの郊外にある山。市街中心部より北東約15キロメートルに位置する。標高964メートルの独立峰で、タイニン市街からも端正な山容が望める。ロープウエー...
バーミキュライト【vermiculite】
1 蛭石(ひるいし)のこと。 2 蛭石を高温で焼成した雲母状のもの。多孔質で保水性がよく、園芸で土壌改良材や栽培用土とする。
パルサー【pulsar】
秒またはミリ秒の短い周期で電波を放射する電波天体。強い磁場をもち、自転する中性子星。蟹(かに)星雲内のものが有名。1967年に英国のA=ヒューイッシュらが最初に発見。
パレイドリア【pareidolia】
視覚や聴覚で得たデータを、既知のパターン認識で解釈してしまう心理現象。雲の形が動物の姿に、壁のしみが人の顔に見えたり、ネコの鳴き声が人間の赤ん坊の声に聞こえたりするなど。→シミュラクラ現象
ひ【飛】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]とぶ とばす [学習漢字]4年 1 空中をかける。空をとぶ。「飛雲・飛球・飛行・飛翔(ひしょう)・飛来/群飛・雄飛」 2 とびはねる。とびちる。「飛花・飛散・飛沫(ひ...
ひ‐あし【日脚/日足】
1 太陽が東から西へ移っていく動き。「—が早い」 2 日が出てから沈むまでの時間の長さ。昼間の時間。「—が延びる」 3 雲の切れ目や物のすきまからさす太陽の光線。ひざし。 4 蝋燭足(ろうそくあ...
ひい・る【沖る/冲る】
[動ラ五(四)] 1 ひらひらと飛び上がる。空高く舞い上がる。「東天に—・るが如く」〈透谷・ヱマルソン〉 2 高くそびえる。「天を摩し雲に—・る山嶽(やま)の景色」〈露伴・天うつ浪〉