うで‐まえ【腕前】
巧みに物事をなしうる能力や技術。手並み。技量。うで。「洋裁の—が上がる」「—を披露する」
うま‐うま【旨旨】
《形容詞「うまい」の語幹を重ねた語》 [名]《おいしい物の意で》食べ物をいう幼児語。 [副] 1 巧みなやり方で、物事を自分の思いどおりに進めるさま。まんまと。「—とだまされた」「—名を揚げ...
う・む【倦む】
[動マ五(四)] 1 退屈する。嫌になる。飽きる。「—・むことなく励む」 2 疲れる。くたびれる。「宵張りすれば明日は身体が—・んで働かるるものではない」〈露伴・いさなとり〉
う‐ゆう【烏有】
《烏(いずく)んぞ有らんや、の意》全くないこと。何も存在しないこと。「妄人は妄を恣(ほしいまま)にして、空中に楼閣を築き…—の談を為(つく)る」〈露伴・運命〉
うら‐がえ・る【裏返る】
[動ラ五(四)] 1 裏が返って表になる。ひっくり返る。「葉が—・る」「声が—・る」 2 味方が敵となる。裏切る。心変わりする。「—・って寝首を掻(か)く」 3 相いれなくなる。逆になる。「想頭...
うら‐じじょう【裏事情】
物事がもつ、外部からは容易にうかがい知れない事柄や背景。「業界の—を暴露する」
うら‐やみ【羨み】
うらやむこと。羨望(せんぼう)。「そぞろに—の念きざし」〈露伴・いさなとり〉
うるわし・い【麗しい/美しい】
[形][文]うるは・し[シク] 1 精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。心あたたまり、うつくしい。「—・い母性愛」「—・しい友情の発露」 2 形・色・容姿などが、目に快く映るさま。うつく...
う‐ろ【雨露】
1 雨と露。あめつゆ。「—をしのぐ」 2 《雨と露は地上のすべてのものを潤すところから》広大な恵み。「—の恩」
うわ‐つゆ【上露】
草木などの葉の上にある露。《季 秋》⇔下露。