てつがくてき‐ゾンビ【哲学的ゾンビ】
言動や社会性の面でも、生理学・解剖学的にも普通の人間そのものだが、内面的な意識を持たないという、思考実験上の存在。 [補説]オーストラリアの哲学者D=チャーマーズが提唱。哲学的ゾンビが、喜怒哀楽...
て‐ぬけ【手抜け】
手抜かり。手落ち。「我等の心付かなかったが—であった」〈露伴・寝耳鉄砲〉
て◦む
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+推量の助動詞「む」》 1 推量を強調して表す。きっと…だろう。…にちがいない。「秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ぐし—◦むとか」〈万・四三一八〉...
て‐も
[感]《「さても」の音変化》驚きあきれたときなどに発する語。さてもまあ。なんとまあ。「是れも新参の小僧弥吉、—恐ろしき酒飲み嚊(かか)かな」〈露伴・いさなとり〉
テラス【terrace/(フランス)terrasse】
1 庭などへ突き出た屋根のない床。露台。《季 夏》 2 庭園・公園などにつくられた平坦な壇状部分。 3 登山で、岩壁の途中にある棚状の所。確保やビバークなどに利用する。
てん【天】
[音]テン(呉)(漢) [訓]あめ あま [学習漢字]1年 1 大空。「天下・天空・天上・天地/九天・仰天・暁天・衝天・水天・中天・沖天・北天・満天・露天」 2 空模様。「雨天・好天・晴天」 3...
てん【店】
[音]テン(呉)(漢) [訓]みせ たな [学習漢字]2年 〈テン〉みせ。「店員・店頭・店舗/開店・支店・書店・商店・売店・露店」
〈みせ〉「店先/茶店」
〈たな(だな)〉「店子/裏店」
天(てん)知(し)る地(ち)知(し)る我(われ)知(し)る子(し)知(し)る
《「後漢書」楊震伝から。後漢の楊震が賄賂(わいろ)を断るときに言ったという》他人は知るまいと思っても、天地の神々も、自分も、それをするあなたも知っている。悪事は必ずいつかは露見するものだというこ...
てんせい‐ご【転成語】
ある品詞が他の品詞に転じた語。名詞「つゆ(露)」から生じ、「つゆ知らず」のように用いる副詞の「つゆ」、動詞「すま(争)う」の終止形から生じた名詞の「すもう(相撲)」など。
てん‐とう【点頭】
[名](スル)うなずくこと。「吾が言を聴かば、含笑して—せん」〈露伴・運命〉