さよならかいけつくろずきん【さよなら快傑黒頭巾】
庄司薫の小説。昭和44年(1969)、「中央公論」誌に連載ののち、単行本刊行。作者と同名の青年を主人公とする作品群「薫くんシリーズ」の一つ。
さんがつ‐じけん【三月事件】
昭和6年(1931)3月、日本陸軍の青年将校が企てたクーデター計画。宇垣一成陸相を首班とする軍事政権樹立をねらったが、計画不備などで未遂に終わった。
さんじゅうし【三銃士】
《原題、(フランス)Les Trois Mousquetaires》大デュマの冒険歴史小説。1844年刊。ルイ13世時代を背景に、青年ダルタニアンとその友人の三銃士、アトス・ポルトス・アラミスの...
サーニン【Sanin】
ロシアの作家アルツィバーシェフの長編小説。1907年刊。1905年の革命で敗北したインテリ階級の挫折感を、青年サーニンの虚無的で刹那(せつな)的快楽に生きる姿を通して描く。
シェリ【(フランス)Chéri】
コレットの小説。1920年刊。元高級娼婦と、親子ほども年齢の違う青年との恋愛と別離を描く。
しおさい【潮騒】
三島由紀夫の長編小説。昭和29年(1954)刊行。伊勢湾の小島を舞台とする、純朴な青年と少女の恋愛物語。古代ギリシアの牧歌小説「ダフニスとクロエ」に着想を得た作品。第1回新潮社文学賞受賞。映画化...
しか【鹿】
1 ㋐シカ科の哺乳類。日本にすみ、ヤクシカ・ホンシュウジカなどの亜種があり、北のものほど大形。雄は3または4本に枝分かれした角をもつ。毎年4月ごろ前年の角が落ちたあと、袋角が伸び、9月ごろ完成し...
しが‐だいがく【滋賀大学】
滋賀県彦根市に本部のある国立大学法人。彦根経済専門学校・滋賀師範学校・滋賀青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。
ししゅん‐き【思春期】
青年期の前期。第二次性徴が現れ、生殖が可能となって、精神的にも大きな変化の現れる時期。ふつう12歳から17歳ごろまでをいう。春機発動期。
シスター‐ボーイ
《(和)sister+boy》女性のような態度・容姿の青年。昭和32年(1957)公開の米国映画「お茶と同情」から流行した語。