へつも‐は【辺つ藻葉/辺つ藻菜】
「辺(へ)つ藻」に同じ。「青海(あをみ)の原に住む物は…奥つ藻菜、—に至るまでに」〈祝詞・祈年祭〉
へなし‐ざき【艫作崎】
青森県西部、日本海に突出した岬。付近にある椿山は、日本海側での野生のツバキの北限地。椿崎。
ヘモシアニン【hemocyanin】
軟体動物や甲殻類の血液中に含まれる、銅を含む色素たんぱく質。酸素と結合すると無色から青色になり、酸素を運ぶ働きをする。血青素(けっせいそ)。
へり‐ど・る【縁取る】
[動ラ五(四)]《「へりとる」とも》へりとりをする。ふちどる。「鏡の周を白い砂と青い松とで—・って」〈風葉・恋ざめ〉
ヘルマンとドロテーア
《原題、(ドイツ)Hermann und Dorothea》ゲーテの叙事詩。1797年刊。ドイツの青年ヘルマンとフランスの難民ドロテーアとの恋愛を、フランス革命を背景に描いたもの。
へん【編/篇】
[名] 1 首尾の整っている詩文。 2 書物・文章や演劇などの部分け。「後の—で言及する」「青春—」 3 いくつかの文章を集めて1冊の本にすること。編纂(へんさん)。「国語学会—」 [接尾]...
ヘーゲル‐がくは【ヘーゲル学派】
1818年にベルリン大学の教授となったヘーゲルを中心にして形成された学派。ヘーゲル死後、右派・中央派・左派に分裂。右派は老ヘーゲル学派ともよばれ、ヘーゲルの保守的な面を継ぐ。ゲッシェル・ガプラー...
ベイヤー‐はいれつ【ベイヤー配列】
《Bayer layout》デジタルカメラなどのイメージセンサーで使われるカラーフィルターの配列。センサーを構成する画素は色の区別ができないため、4画素をひとまとまりとして、赤1画素、緑2画素、...
べに‐ざけ【紅鮭】
サケ科の海水魚。全長約60センチ。体色は背側と各ひれが青黒色、腹側が銀白色。外洋を回遊し、秋、繁殖のため、上流に湖のある川を上る。このとき雌雄とも頭と尾びれのほかは鮮紅色の婚姻色を示す。北太平洋...
ベヨネース‐れつがん【ベヨネース列岩】
伊豆諸島、青ヶ島の南約60キロにある岩礁群。明神礁を火口丘とする海底火山のカルデラの縁。弘化3年(1846)フランス軍艦ベヨネーズ(Bayonnaise)が発見した。