アブバカール‐モスク【Abu Bakar Mosque】
マレーシア、マレー半島南端の都市ジョホールバルにあるイスラム寺院。同地を支配したスルターン、アブ=バカールにより、1892年に建造。英国風の建築様式で、白い壁と青い屋根をもつ。スルターンアブバカ...
あぶらじごく【油地獄】
斎藤緑雨の小説。明治24年(1891)刊。柳橋の芸妓に惹かれ、やがて狂気に陥る地方出身の青年の姿を描く。
あぶら‐つのざめ【油角鮫】
ツノザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。体色は青みを帯びた濃褐色で、幼時には小白点が散在する。寒流に乗って回遊。練り製品の材料とし、肝油をとる。油鮫。
あ‐ま【亜麻】
アマ科の一年草。高さ約1メートル。葉は小さく、線形で互生する。夏、青紫色または白色の5弁花を開く。果実は丸く、中に長楕円形で平たい黄褐色の種子がある。種子から亜麻仁油(あまにゆ)を絞り、茎から繊...
アマゾナイト【amazonite】
青緑色の長石の一種。色は微量の鉛による。花崗岩(かこうがん)中のペグマタイトに産し、ふつう双晶を示す。天河石(てんがせき)。アマゾン石。
あまはらし‐かいがん【雨晴海岸】
富山県高岡市と氷見(ひみ)市との境にある海岸。富山湾に臨み、岩礁(がんしょう)・白砂青松の続く景勝地で、万葉集にも詠まれている。夏は海水浴場となる。付近の桜谷の丘には国指定史跡の桜谷古墳がある。...
あま‐りょう【雨竜/螭竜】
中国の想像上の動物。竜の一種。トカゲに似た大きなからだで、角はなく、尾が細長い。全身青黄色という。あまりゅう。
アミロース【amylose】
でんぷん粒を構成する主成分の一。グルコースが長い鎖状に連なったもので、水に溶ける。沃素を加えると青藍色になる。
あめのおみかんひめ【雨の温州蜜柑姫】
橋本治の小説。昭和53年(1978)に第1作を刊行した青春小説「桃尻娘」シリーズの最終作。平成2年(1990)刊。
あめんぼ【水黽/水馬/飴坊】
半翅(はんし)目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴(あめ)のにおいがする。みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう。《季 夏》「...