せい【静】
しずかなこと。じっとしていて動かないこと。「動中、—あり」
せい【静〔靜〕】
[音]セイ(漢) ジョウ(ジャウ)(呉) [訓]しず しずか しずまる しずめる [学習漢字]4年 〈セイ〉 1 動きや物音がなくじっとしている。しずか。しずめる。「静穏・静止・静寂・静粛・静...
ぜったい‐あんせい【絶対安静】
病気やけがの重い人を、外部からの刺激を避けて、寝たまま動かさず平静な状態を保たせること。
ちん‐せい【沈静】
[名・形動](スル)落ち着いていて静かなこと。静かになること。また、そのさま。「ブームが—する」「—な、而も活き活きとした美を」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉
ちん‐せい【鎮静】
[名](スル) 1 騒ぎや高ぶった気分などを、しずめ落ち着かせること。また、しずまり落ち着くこと。「狂乱物価の—をはかる」「暴動を—する」 2 薬物などによって神経の興奮をしずめること。「—薬」
どう‐せい【動静】
[名](スル) 1 物事の動き。ありさま。ようす。「—を探る」「天下の—」 2 行動したり、行動せずにじっとしていたりすること。「時に随って—するが政事家の活手段」〈魯庵・社会百面相〉
ねい‐せい【寧静】
[名・形動]安らかで静かなこと。平穏無事なこと。また、そのさま。「海内—に帰せしかば」〈島田三郎・条約改正論〉
ひとり‐しずか【一人静】
センリョウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜30センチ。二対の葉が対生してつき輪生状に見える。早春、葉の間から1本の穂を出し、白い小花を穂状につける。花びらはなく、糸状の雄しべが目立つ。よしのし...
ふたり‐しずか【二人静】
センリョウ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約30センチ。茎の上部に葉が二対対生し、十字状をなす。4、5月ごろ、葉の間から花穂を2または3本出し、白い小花を多数つける。実は緑色で球形。さおとめば...
ふたりしずか【二人静】
謡曲。三番目物。宝生以外の各流。義経記などに取材。静御前の霊が菜摘み女に乗り移って舞をまい、吉野の勝手明神の神職に回向(えこう)を頼む。