し【志】
1 紀伝体の歴史書で、天文・地理・礼楽などを事項別に分類して記した部分。 2 律令制で、衛門府(えもんふ)・兵衛府(ひょうえふ)・検非違使庁(けびいしちょう)の主典(さかん)。
した‐なが・し【舌長し】
[形ク]言い過ぎである。言い方が生意気である。「黙れさ。検非違使勝舟が麁相(そさう)とは—・し」〈浄・用明天王〉
しだい‐に【次第に】
[副] 1 物事の程度や状態が少しずつ変化・進行するさま。だんだんと。徐々に。「病気が—よくなっていく」 2 序列・順序に従って物事をするさま。順々に。「数(あまた)の検非違使(けびゐし)官人等...
し‐ちょう【使庁】
「検非違使庁(けびいしちょう)」の略。
し‐の‐せんじ【使の宣旨】
検非違使(けびいし)または奉幣使の任命の際に下された宣旨。使の宣。使宣旨。
し‐の‐ちょう【使の庁】
検非違使庁(けびいしちょう)のこと。
じょう【尉】
1 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。⇔姥(うば)。→尉面 2 炭火の白い灰となったもの。「あらかた—になりかけた炭火」〈里見弴・安城家の兄弟〉 3 律令制で、衛府(えふ...
ずい‐ひょう【随兵】
《「ずいびょう」とも》 1 供として連れる兵士。随行の兵。 2 平安末期から鎌倉初期にかけて、検非違使(けびいし)に従って治安の維持に当たった騎兵。 3 中世、将軍の外出のとき、その前後を警護し...
たいふ‐の‐ほうがん【大夫の判官】
検非違使庁(けびいしちょう)の尉(じょう)(六位相当)で五位に任ぜられた者。大夫の尉。五位の尉。
だい‐り【大理】
《「たいり」とも》 1 根本にある道理。 2 中国古代の官名。追捕(ついぶ)・糾弾・裁判・訴訟などをつかさどった。 3 検非違使(けびいし)別当の唐名。 4 刑部省(ぎょうぶしょう)の唐名。