めん‐がた【面形】
1 面。おもてがた。 2 仮面の形に作った素焼きの玩具。
めんがた‐すずめ【面形天蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ。前翅は黒褐色、後ろ翅は黄色の地に2本の黒帯がある。胸部背面に円形の線や2個の黒色紋があって人面を思わせる。暖地に多く、幼虫はゴマなどの害虫。
面(めん)が割(わ)・れる
その人物が誰であるかわかる。氏名や身元がわかる。「取り調べで—・れる」
めん‐きつ【面詰】
[名](スル)面と向かって、とがめなじること。面責。「失態を—する」
めん‐く【面工】
「工面(くめん)」を逆にいった語。「おれもその時分は—がわるくて」〈滑・膝栗毛・三〉
めん‐くい【面食い/面喰い】
顔立ちのよい人ばかりを好むこと。また、その人。器量好み。
めん‐くら・う【面食らう/面喰らう】
[動ワ五(ハ四)]突然の事に驚きとまどう。まごつく。「不意の指名にすっかり—・う」
めん‐こ【面子】
円形または長方形で表面に絵や写真のあるボール紙製の玩具。二人以上で互いに自分のものを出し、地面にたたきつけ合って、風の力で他人のものを裏返すなどして勝負を競う。
めん‐こう【面向】
額(ひたい)のまん中。まっこう。〈色葉字類抄〉
めんこう‐ふはい【面向不背】
前から見ても後ろから見ても美しいこと。「—の姿見るにぞっとして」〈浮・諸艶大鑑・六〉