ねつ‐の‐かべ【熱の壁】
超音速で飛ぶ飛行機の、空力加熱に耐えうる速度の限界。
ハイパー【hyper】
過度の、超越した、の意を表す。多く複合語の形で用い、「スーパー」よりも強意。「—インフレ」「—ソニック(=極超音速)」
ハイパーソニック【hypersonic】
⇒極超音速
ハイパーソニック‐へいき【ハイパーソニック兵器】
⇒極超音速兵器
ばく‐ごう【爆轟】
爆発的に燃焼するとき、火炎の伝播速度が音速を超える現象。ダイナマイトを雷管で点火したときや、雷汞(らいこう)などの鋭敏な爆薬に点火したときに起こる。デトネーション。
バフェット【buffet】
飛行機の機体に生じる振動の一。失速時の乱気流や、遷音速域の衝撃波が原因となる。
ひあっしゅくせい‐りゅうたい【非圧縮性流体】
流体力学で流体の運動を扱う際、圧力や温度による密度の変化が無視できるほど小さな流体のこと。水などの液体や気体中の音速に比べて流速が小さい気体は、非圧縮性流体として扱うことができる。一方、流体中の...
ぶんし‐おんそくど【分子音速度】
⇒モル音速度
まったん‐しょうげきはめん【末端衝撃波面】
太陽から噴き出す超音速の太陽風が、星間物質とその磁場の圧力によって押し返され、亜音速となる衝撃波面。太陽風の影響が及ぶヘリオポーズという境界面の内側に存在し、太陽のある側からこの波面を超えると太...
マッハ‐えんすい【マッハ円錐】
音速以上で飛行する物体が発する音波がなす、円錐(えんすい)形の波面。円錐の半頂角をα、音速をc、物体の移動速度をv、マッハ数をMとすると、sinα=1/Mという関係式が成り立つ。