にょいりん‐かんのん【如意輪観音】
《(梵)Cintāmaṇi-cakraの訳》六観音・七観音の一。法輪をもって一切の願望を満たし、苦しみを救う。形像は頭頂に宝荘厳があり、多くは六臂(ろっぴ)で、如意宝珠と宝輪などを持つ。
にょっきり
[副]ぬきんでて高いさま。にょっこり。「山の頂が雲海の上に—(と)顔を出す」
にわ‐ぜきしょう【庭石菖】
アヤメ科の多年草。日当たりのよい草地にみられ、高さ10〜20センチ。葉は線形。5、6月ごろ、茎の頂の2枚の苞(ほう)の間から花柄を出し、紫色か白紫色の6弁花を開く。北米の原産。《季 夏》
にわ‐とり【鶏/雞】
《庭の鳥の意》キジ科の鳥。古くから家禽(かきん)化され、東南アジアに分布するセキショクヤケイ(赤色野鶏)が原種に近いといわれる。あまり飛ばず、頭頂に赤いとさかをもつ。卵用のレグホン、肉用のコーチ...
にんそう‐づら【人相面】
不愛想な顔つき。仏頂面。「女房を持って—になり」〈柳多留・一七〉
ニーゼン‐さん【ニーゼン山】
《Niesen》スイス中西部、ベルン州、ベルナーオーバーラント地方の山。標高2362メートル。独特なピラミッド型の山容で知られ、同国の画家ホドラーやクレーによって何度も描かれた。シュピーツ近郊の...
ニーダーホルン【Niederhorn】
スイス中西部、ベルン州、ベルナーオーバーラント地方の山。標高1963メートル。麓のベアテンベルクから山頂付近までケーブルカーで結ばれる。山頂からはトゥーン湖やアイガー、メンヒ、ユングフラウの山々...
ヌンクン‐さんぐん【ヌンクン山群】
《Nun Kun》インド北部、ジャンムカシミール連邦直轄領とラダック連邦直轄領の境界にそびえる山。ヒマラヤ山脈西部の高峰であり、ヌン山(標高7135メートル)とクン山(標高7077メートル)から...
ヌープ‐かたさ【ヌープ硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)の示し方の一。押し込み硬さの一種で、対角線長が異なるひし形をした四角錐(頂角172.5度と130度、対角線長比1:7.11)のダイヤモンドを試料表面に押し...
ね【峰/嶺】
山の頂上。みね。「真白き富士の—」「高き—に雲の付くのす我さへに君に付きなな高嶺と思(も)ひて」〈万・三五一四〉