しょうぎょう‐ぎんこう【商業銀行】
短期の預金を集め、その資金を手形割引のような短期の貸し出しに運用することを主な業務とする銀行。英国で18世紀以降典型的な形で発達した。日本では、普通銀行と同義に解する場合もある。
しょうひ‐きたく【消費寄託】
寄託を受ける者が受寄物を消費して、これと同種・同等・同量の物を返還すればよい寄託。銀行預金など。不規則寄託。
しんよう‐かへい【信用貨幣】
貨幣代用物として流通し、本来の貨幣の支払約束をあらわす債務証書。銀行券・預金通貨など。
しんよう‐きょうどうくみあい【信用協同組合】
中小企業等協同組合法による協同組合の一。組合員に対する資金の貸し付け・手形割引、預金・定期積金の受け入れなどの事業を行う。信用組合。信組(しんくみ)。
しんよう‐きんこ【信用金庫】
信用金庫法に基づいて設立された協同組織の金融機関。一定地区内に住所または居所、事業所を有する者、また、その地区内において勤労に従事する者が会員となって出資する。預金・定期積金の受け入れ、会員への...
しんよう‐そうぞう【信用創造】
銀行などの金融機関が本源的な預金を貸し出し、その貸出金が再び預金されてもとの預金の数倍もの預金通貨を創造すること。預金創造。→預金通貨
シー‐ディー【CD】
《certificate of deposit》通常の定期預金とは違い、譲渡することが可能で、預金者が金融市場で自由に売買できる定期預金。金融機関が発行し、短期金融市場で売買され、金利は市場金利...
じっこう‐きんり【実効金利】
金融機関から借り入れを行う際に歩積み預金や両建て預金といった拘束性預金をさせられた場合、借り手が実際に負担する実質的な金利。表面金利に比べ、借入金利よりも預金金利のほうが水準が低いために高くなる...
じっせい‐よきん【実勢預金】
金融機関に預け入れられた預金の総額から、手形交換決済をまだ終えていない受入小切手・手形および政府外貨預金の合計額を差し引いた預金。
じつぶつ‐しさん【実物資産】
土地・建物・機械・原材料・製品などの形で保有する資産。現金・預金・有価証券・貸出金などの金融資産に対していう。