はちのき【鉢木】
謡曲。四番目物。零落の身の佐野源左衛門尉常世は、大雪の夜、旅僧に身をやつした北条時頼を泊め、秘蔵の鉢の木を焚(た)いてもてなし、いざ鎌倉のときの決意を語る。後日、それが報いられ、旧領の回復と鉢の...
ハマース【Hamas】
《「ハマス」とも》パレスチナ占領地で、1987年12月の反イスラエル蜂起(インティファーダ)直後に創設された、イスラム原理主義組織。名称は「イスラム抵抗運動」を意味するアラビア語の頭文字をとった...
はん【藩】
[常用漢字] [音]ハン(漢) 1 まがき。垣根。「藩屏(はんぺい)・藩籬(はんり)」 2 垣根のように王室を守る諸侯。「藩翰(はんかん)」 3 江戸時代、大名の領地や統治機構。「藩士・藩主/小...
はん‐せい【藩政】
藩主がその領地内で行う政治。
はん‐せき【版籍】
領地と戸籍。また、土地と人民。
はん‐ぺい【藩屏】
1 垣根。垣。防備のための囲い。藩籬(はんり)。 2 守護するもの。特に、王家を守護するもの。藩翰(はんかん)。藩籬(はんり)。「帝室に—たらしめ」〈露伴・運命〉 3 直轄の領地。「—の中にして...
ばいべん‐てき【買弁的】
[形動]植民地や被占領地などで、自国の利益を忘れて外国資本に奉仕するさま。「—な活動」
バルティツェ【Valtice】
チェコ東部、モラバ地方にある町。13世紀、近隣のレドニツェとともにリヒテンシュタイン公爵家の領地となり、17世紀からは、バルティツェ城がリヒテンシュタイン家の居城として利用された。その周辺の庭園...
ばん‐こ【万戸】
1 多くの家。「千家—の安楽は」〈中村訳・西国立志編〉 2 1万戸の領地。広大な領地。また、その領主。「禄—に過ぎたり」〈太平記・二六〉
ブラガンサ【Bragança】
ポルトガル北東部の都市。ノゲイラ山地の標高660メートルに位置する。15世紀よりブラガンサ公爵家の領地になり、17世紀半ばから20世紀初頭まで居城がおかれた。城壁に囲まれた旧市街には、同国最古と...