まる‐かもじ【丸髢】
髢の一。昔、女官が平額(ひらびたい)を取りつけるために前頭部に丸めて添えたもの。
まる‐まげ【丸髷】
1 女性の髪形の一。後頭部に楕円形のやや平たい髷をつけたもので、既婚者が結った。江戸初期の勝山髷(かつやままげ)が原形。まるわげ。 2 江戸時代の男性の髪形の一。本多髷の一種で、刷毛先の丸いもの。
まんせいがいしょうせい‐のうしょう【慢性外傷性脳症】
頭部に繰り返し衝撃を受けたり、脳震盪(のうしんとう)を繰り返し起こした人が発症する、進行性の病気。受傷後数年以上経って、認知症やパーキンソン病に似た症状が現れる。ボクシング・プロレス・アイスホッ...
まんせい‐こうまくかけっしゅ【慢性硬膜下血腫】
軽度の頭部打撲から数週間から数か月の間に、硬膜と脳の間に血液が溜まっていく病気。高齢者の男性に多い。外傷以外に、アルコールの多飲・動脈硬化などで発症する場合もある。血腫の増大にともなって、頭痛・...
まんせい‐こうまくがいけっしゅ【慢性硬膜外血腫】
頭部を打撲してから数週間から数か月の間に、頭蓋骨と硬膜の間に血液が少しずつ溜まっていく病気。高齢者に多く見られる。→硬膜外血腫 →急性硬膜外血腫 →慢性硬膜下血腫
マーガレット【marguerite】
1 キク科の多年草。高さ約1メートル。茎は木質で、多数の枝が分かれる。葉は羽状に深く裂けていて互生する。夏、中央が黄色で周囲が白色の頭状花を開く。カナリア諸島の原産。八重咲きなどの品種もあり、観...
マーライオン【Merlion】
シンガポールにある、ライオンの頭部と魚の体をもつ彫像。高さ8.6メートル、重さ70トンで、口から噴水のように水を放出する。1972年に政府観光局のシンボルとして設置。ライオンは、11世紀にマレー...
ミイラ‐マスク
古代エジプトの、ミイラにかぶせられた葬祭用の仮面。ミイラの頭部から胸部を包み込む亜麻布やパピルスを固めた仮面であり、死者の顔を理想化し、金箔と彩色が施されているものが多い。胸甲面。
みつ‐どうぐ【三つ道具】
三つ一組になった道具。 1 江戸時代、罪人を捕らえるのに用いた、突棒(つくぼう)・刺股(さすまた)・袖搦(そでがらみ)。 2 拘禁に用いる、手かせ・足かせ・首かせ。 3 懐中道具の、きり・小刀・...
み‐ばえ【実蠅/果実蠅】
双翅(そうし)目ミバエ科の昆虫の総称。体長5、6ミリのものが多く、頭部は半球形をし、翅(はね)は透き通って斑紋(はんもん)のあるものが多い。幼虫は蛆(うじ)で、果実や花・葉・茎などに食い入る。チ...