はね【刎】
[接尾]《「跳ね」と同語源》助数詞。兜(かぶと)などを数えるのに用いる。頭(とう)。「鎧(よろひ)二領に兜二—」〈謡・碇潜〉
はね‐ようじ【羽根楊枝/羽楊枝】
細長い柄(え)の頭に鳥の羽をつけた小さい楊枝。おはぐろや薬などをつけるのに用いる。
羽(はね)を垂(た)・れる
平伏して頭を下げる。降伏したさまにいう。「長田の四郎忠宗は…父子十騎ばかり—・れて」〈古活字本平治・下〉
ハノイ‐だいきょうかい【ハノイ大教会】
《Nha Tho Lon Ha Noi》ベトナムの首都ハノイの市街中心部にある教会。フランス植民地時代の1886年に建造。20世紀初頭に高さ31.5メートルの二つの鐘楼が建てられ、ネオゴシック様...
ははき‐ぎ【箒木/帚木】
1 ホウキギの別名。《季 夏》 2 信濃(長野県)の園原(そのはら)にあって、遠くからはあるように見え、近づくと消えてしまうという、ほうきに似た伝説上の木。転じて、情があるように見えて実のな...
ははそ【柞】
1 コナラの別名。古くは近似種のクヌギ・ミズナラなどを含めて呼んだらしい。また、誤ってカシワをいうこともある。《季 秋》 2 《語頭の2音が同音であるところから》母の意にかけて用いる。「いかにせ...
ハバネラ【Habanera】
ビゼーのオペラ「カルメン」の第1幕でカルメンによって歌われるアリアの通称。冒頭の歌詞から「恋は野の鳥」の題名で知られる。
サン=サーンスのバイオリンとピアノのための作品。1888年作曲。キュ...
はぶ【波布/飯匙倩】
クサリヘビ科の毒蛇。毒性が激しく量も多い。全長1.2〜2.3メートル。頭部は大きく三角形をし、淡灰褐色で黒褐色の斑紋がある。夜間や雨天に行動しネズミ・鳥などを捕食するが、人畜の被害も多い。奄美・...
はま‐あざみ【浜薊】
キク科の多年草。暖地の海岸の砂地に自生。高さ約40センチ。葉は肉厚で深裂し、縁にとげがある。7〜9月、紅紫色の頭状花をつける。ごぼう状の根と、葉は食用。ごぼうあざみ。
はま‐ぎく【浜菊】
キク科の多年草。太平洋岸の崖や砂丘に生え、高さ60〜90センチ。茎の下部は木質化し、葉は多肉のさじ形で密につく。秋、周囲が白く中央が黄色い頭状花を開く。栽培もされる。《季 秋》「—に海嘯(つなみ...