まんしゅうはしらない【満洲は知らない】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和58年(1983)11月、「新潮」誌に掲載され、翌年第23回女流文学賞を受賞。小説集は昭和60年(1985)刊行。いずれも中国残留孤...
まん‐だん【漫談】
[名](スル) 1 くつろいだ気分でする、とりとめもない話。 2 寄席演芸の一。軽妙な口調で、社会風俗・時事問題の風刺・批評なども取り入れて、聴衆を笑わせる話芸。大正末ごろ、トーキー映画の発達で...
マーシャンレイルロードいちきゅう【マーシャン・レイルロード一九/火星鉄道一九】
谷甲州の短編SF小説。航空宇宙軍史シリーズの一。昭和61年(1986)「S-Fマガジン」誌に掲載。翌年、第18回星雲賞受賞。同作を表題作とする作品集は昭和63年(1988)刊行。
みえないにんげん【見えない人間】
《原題Invisible Man》エリソンの長編小説。1952年刊。米国の人種差別社会の中で、黒人が白人には見えない存在となっていく苦悩を描く。
みえる‐か【見える化】
[名](スル) 1 「可視化1・2」に同じ。「大気の流れを—する」 2 情報や物事の全体が、誰にでも分かるようにすること。特に、企業活動で、業務の流れを映像・グラフ・図表・数値などによって誰にで...
みお【澪】
長田幹彦の小説および同作を表題作とする小説集。作品は「スバル」誌の明治44年(1911)11月号から明治45年(1912)3月号にかけて連載。作品集は明治45年(1912)の刊行で、ほかに「母の...
み‐おと・す【見落(と)す】
[動サ五(四)]見ていながらそれに気づかずにいる。見もらす。見過ごす。「スクイズのサインを—・す」「問題の本質を—・す」
みおのまつ【三保の松】
常磐津(ときわず)。本名題「三保松富士晨明(みおのまつふじのあけぼの)」。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢式佐作曲。明治25年(1892)発表。駿河付近の名所をうたったもの。
み‐かいけつ【未解決】
[名・形動]紛争や問題がまだ解決されていないこと。結論・解答の出ていないこと。また、そのさま。「—な(の)事件」
みかさ‐づけ【三笠付け】
冠付(かむりづ)けの一。俳諧の選者が冠の5文字を3題出し、それぞれに七・五を付けさせ、3句一組みにして高点を競うもの。江戸時代、宝永(1704〜1711)ごろから行われた。