りゅうせいう【流星雨】
津村節子の歴史小説。会津戦争を主題とする。昭和63年(1988)から平成元年(1989)まで「世界」誌に連載。平成2年(1990)刊行。同年、第29回女流文学賞受賞。
りゅうとたたかうせいゲオルギウス【竜と戦う聖ゲオルギウス】
《原題、(イタリア)San Giorgio e il drago》ウッチェロの絵画。カンバスに油彩。白馬に跨(またが)った聖ゲオルギウスが槍(やり)で竜を退治する場面を描いたもの。ロンドン、ナシ...
竜門(りゅうもん)原上(げんじょう)の土(つち)に骨(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず
《白居易「題故元少尹集」から。元宗簡の遺文の序として述べた句で、肉体は竜門に葬られたが、書き残した遺文30巻は立派なものなので、その名声は後世に残るという意》死後に立派な名を残すこと。
リュトブフのしゅうそ【リュトブフの愁訴】
《原題、(フランス)La Complainte Rutebeuf》リュトブフの詩。近代的な叙情詩につながる、個人的感情を主題とした作品。
リュートのためのこふうなぶきょくとアリア【リュートのための古風な舞曲とアリア】
《原題、(イタリア)Antiche arie e danze per liuto》レスピーギの管弦楽による組曲。全3集12曲。第1組曲は1917年、第2組曲は1923年、第3組曲は1931年作曲...
リュートをちょうげんするおんな【リュートを調弦する女】
《原題、(オランダ)De luitspelster》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦51センチ、横46センチ。女性がリュートを調弦している姿を描いた作品。ニューヨーク、メトロポリタン美術館...
リュートをひくわかもの【リュートを弾く若者】
《原題、(イタリア)Suonatore di liuto》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。縦94センチ、横119センチ。リュートを爪弾く若者が物憂げな眼差しを向ける姿を、明暗を対比させて描い...
りょうがえしょうとそのつま【両替商とその妻】
《原題、(オランダ)De goudweger en zijn vrouw》マセイスの絵画。板に油彩。縦71センチ、横68センチ。天秤を手に金貨を量る両替商の夫と、その横で時祷書のページをめくる手...
りょうがみ【両神】
金子兜太の第12句集。70歳を挟む9年間の作品をまとめたもの。題名は埼玉県秩父の両神山に由来。平成7年(1995)刊行。平成8年(1996)、第11回詩歌文学館賞受賞。
りょうし‐アニーリング【量子アニーリング】
量子力学的に相関をもつ多数の量子ビットを制御し、同時に複数の状態をとる量子ビットが、自ずから、もっともエネルギーが低い状態に変化する現象を利用することで、最適化問題を解く手法。1998年に西森秀...