おいかけ‐ざん【追(い)掛け算】
算数で、後から出発した人が、先に出発した人に追いつくまでの時間を求める問題。追い付き算。
おいつめられたおとこ【追いつめられた男】
《原題、(フランス)L'homme traqué》カルコの小説。1922年刊。下層社会の人々の生活を描き、同年のアカデミーフランセーズ小説賞を受賞。
オイディプス‐おう【オイディプス王】
《原題、(ギリシャ)Oidipūs Tyrannos》ギリシャ悲劇。ソフォクレス作。前430年ごろの上演とされる。オイディプスの悲劇を描いたもの。
おうかん【王冠】
《原題、Crown Imperial》ウォルトンの管弦楽曲。1937年作曲。ジョージ6世の戴冠式のために採用された行進曲。
おうかんのき【往還の記】
竹西寛子による古典文学評論。副題「日本の古典に思う」。昭和39年(1964)発表。同年、第4回田村俊子賞受賞。
おうきゅうのはなびのおんがく【王宮の花火の音楽】
《原題、Royal Fireworks Music》ヘンデルの管弦楽組曲。全5楽章。1749年初演。オーストリア継承戦争の終結に際するアーヘンの和約の祝賀行事のための作品。
おうごんかいがんのかんしゅう【黄金海岸の慣習】
《原題Gold Coast Customs》シットウェルの長編詩。1929年刊。
おうごんでんせつ【黄金伝説】
《(ラテン)Legenda Aurea》キリスト教聖者の伝記集成。ジェノバの大司教ヤコブス=デ=ウォラギネが13世紀に筆録。信仰上また文学的にも価値の高いものとして黄金の名をもってよばれるよう...
おうごんのかいだん【黄金の階段】
《原題、The Golden Stairs》バーン=ジョーンズの絵画。カンバスに油彩。楽器を手にした女性たちが、らせん階段を降りて行く場面を幻想的に描いた作品。ロンドン、テートギャラリー所蔵。
おうごんのかじつ【黄金の果実】
《原題、(フランス)Les Fruits d'or》サロートの小説。1963年刊。翌1964年、国際出版社賞(フォルメントール賞)受賞。