ふ‐よ【不予】
《「予」はよろこぶ意》 1 心中おもしろくなく思うこと。不快。「子の顔色頗る悪し。或は恐る、—あるに非ずや」〈織田訳・花柳春話〉 2 天子、また貴人・長上の病気。不例。「主上御—の御事と聞こえさ...
ふん‐たい【粉黛】
1 白粉(おしろい)とまゆずみ。転じて、化粧。「—をほどこす」 2 美人。「六宮の—は顔色なきが如くなり」〈太平記・一〉
ふん‐もん【憤悶】
[名](スル)「憤懣(ふんまん)」に同じ。「遺恨胸中に溢れ、—顔色に見(あら)われ」〈織田訳・花柳春話〉
ぼう‐しん【望診】
漢方で、四診の一。顔色・舌の色・肌のつや・肉付きなどを目で見て診察する方法。
ぼつ‐ぜん【勃然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 急に、勢いよく起こるさま。「—として雄心がきざす」 2 顔色を変えて怒るさま。「—として色をなす」 3 思いがけないさま。突然。「韓湘—として傍らにあり」〈太...
まっ‐さお【真っ青】
[名・形動] 1 純粋に青いこと。また、そのさま。「—な湖」 2 血の気がひいて顔色が悪いこと。青ざめること。また、そのさま。「ショックで—になる」
むかっ‐と
[副](スル) 1 急に怒り出すさま。「—して顔色を変える」 2 急に吐き気を催すさま。「鼻をつく悪臭に、思わず—きた」
めん‐しょく【面色】
かおいろ。顔色(がんしょく)。「—忽ち変って土の如く」〈露伴・新浦島〉
よう‐しょく【容色】
容貌と顔色。みめかたち。また、みめかたちがよいこと。美貌。「—に恵まれる」
よう‐よう【夭夭】
[ト・タル][文][形動タリ]若若しく美しいさま。顔色が穏やかでのびのびしているさま。「桃の—たる時節にはあらねども」〈鉄腸・花間鶯〉