むき‐がんりょう【無機顔料】
無機化合物からなる顔料。ベンガラ・紺青(こんじょう)・鉛丹(えんたん)・朱(しゅ)など。ペイントや絵の具の原料。
むく‐どり【椋鳥】
1 ㋐ムクドリ科の鳥。全長24センチくらい。くちばしと脚が橙黄色、背面は黒褐色で、顔に不規則な白斑があり、飛ぶと白い腰が目立つ。大群をつくり、リャーリャーと鳴く。昆虫や果実を食べる。日本では大部...
むく・む【浮腫む】
[動マ五(四)]体組織に余分な組織液がたまり、からだの全体、または一部分がはれたようになる。「顔が—・む」
むげ‐に【無下に】
[副] 1 冷淡なさま。すげなく。そっけなく。「相手の懇願を—拒む」 2 度外れなさま。むやみに。やたらに。「たれの子とも知れぬものを、—めでいつくしんで居ったげでござる」〈芥川・奉教人の死〉 ...
むこう‐づら【向こう面】
1 向かい合った相手の顔。転じて、顔。「すこし—がいいと、自惚(うぬぼれ)きって」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 敵方。相手方。「娘と—へまはり、きさまをつきだす相談さ」〈黄・御存商売物〉
虫唾(むしず)が走(はし)・る
胸がむかむかするほど不快である。「顔を見ただけで—・る」
むし‐づよ・い【虫強い】
[形][文]むしづよ・し[ク] 1 我慢強い。忍耐強い。「—・ふ半年余りもこらへて見たれど」〈浮・姑気質〉 2 あつかましい。虫がいい。「知らぬ顔で奉加さするは—・い穿鑿」〈浄・道成寺現在蛇鱗〉...
虫(むし)も殺(ころ)さ◦ない
虫さえも殺せないほどおとなしそうである。「—◦ない顔で悪事を働く」
む‐じゃき【無邪気】
[名・形動] 1 素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。「—ないたずら」「質問に—に答える」 2 あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。「赤ん坊の—な笑顔」 3 ...
むすい‐フタルさん【無水フタル酸】
示性式C6H4(CO)2Oで表される芳香族化合物。フタル酸を加熱し脱水して得られる酸無水物。白色の固体で、特徴的な臭いがある。工業的にはオルトキシレンやナフタレンを酸化して製造する。塩化ビニル樹...