びょうしゃ‐の‐とゆ【病者の塗油】
カトリック教会のサクラメントの一。司祭が死に瀕している病人の額と両手に聖油で十字架をしるし、罪からの解放と病の回復を願う儀式。終油の秘跡。終油。
ふし‐て【伏して】
[副]切に願うさま。くれぐれも。つつしんで。「—お願い申し上げます」
仏神(ぶつじん)は来(きた)らざる果報(かほう)を願(ねが)えば還(かえ)って災(わざわ)いを与(あた)う
仏も神も、身に過ぎた果報を願う者には、かえって不幸を与える。分不相応な望みは災いのもとだということ。
へい‐がん【併願】
[名](スル) 1 寺院などに祈願するとき、いくつかの願いごとを合わせ願うこと。 2 受験のとき、複数の学校または同一校の複数の学部を同時に志願すること。「三つの大学を—する」
ほさ・く【祝く/呪く】
[動カ四] 1 (祝く)祝いごとを述べる。ことほぐ。「則ち以(も)て神—・き—・きき」〈神代紀・上〉 2 (呪く)祈って他人の不幸を願う。のろう。「火の中に投げ入れむとして—・きて曰く」〈北野本...
ほっけ‐せんぼう【法華懺法】
法華経を読誦して罪障を懺悔(さんげ)し、後生善所を願う法要。天台宗の重要な儀式で、略式のものは日常行われる。
ほっ・する【欲する】
[動サ変][文]ほっ・す[サ変]《「ほりす」の音変化》 1 欲しいと思う。願う。望む。「平和を—・しない者はいない」「おのれの—・するところに従う」 2 (動詞の未然形に付いて「…んとほっす」の...
ほり・す【欲す】
[動サ変]そうありたいと願う。望む。ほっする。「恋ひつつも後も逢はむと思へこそ己が命を長く—・すれ」〈万・二八六八〉
ぼう【望】
[音]ボウ(バウ)(漢) モウ(マウ)(呉) [訓]のぞむ もち [学習漢字]4年 〈ボウ〉 1 遠方を見渡す。「望遠・望郷・望見・望楼/一望・遠望・観望・仰望・眺望・展望」 2 まちのぞむ。...
まく‐ほ・し
[連語]《推量の助動詞「む」のク語法「まく」+形容詞「ほ(欲)し」。上代語》願望の意を表す。…したい。…することを願う。→まほし「あしひきの山に生ひたる菅(すが)の根のねもころ見—・しき君かも」...