ぬめり‐ふう【滑り風】
浮かれた風体。なまめかしいそぶり。「衣紋繕ひ…虎にしかけの—」〈浄・虎が磨〉
はい‐ふう【俳風/誹風】
俳諧の流儀・風体(ふうてい)。俳句の作風。「蕉門(しょうもん)の—」
はんそう‐はんぞく【半僧半俗】
僧でありながらなかば俗人のような風体、または生活をしていること。また、その人。
はん‐ぞく【半俗】
なかば俗人のような風体、または生活をしている僧。「半僧—」
びん‐ぷう【便風】
1 都合のよい風。順風。 2 便り。音信。 3 能楽で、便宜的に別のものを応用した風体。世阿弥の用いた語。応用風。べんぷう。
ふう【風】
1 ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の—になじむ」「昔の—を守る」「武家の—」 2 人や物の姿・かっこう。なり。風体。...
ふう‐こつ【風骨】
1 すがた。風体。「雄毅誠実、父達の—あり」〈露伴・運命〉 2 詩歌などの、作風と精神。「定家の—をうらやみ」〈正徹物語・上〉
ふう‐し【風姿】
1 姿。かたち。みなり。風采。 2 和歌・連歌・能楽などの芸術的美を表現した姿。風体(ふうてい)。「見所より見る所の—は我が離見なり」〈花鏡〉
ふう‐つき【風付き】
身なりや振る舞いなどに表れた、その人のようす。風体(ふうてい)。「酔どれのような—でよたよたと舞台へ出る」〈荷風・ふらんす物語〉
ふう‐たい【風体】
⇒ふうてい(風体)